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ARTIST
Samsara
LINER NOTES
LANGUAGE
『Samsara』は、TO DIE FORが陰りのあるメロディ、重いギター、感情を抑えたヴォーカルを通して、ダークで叙情的なゴシック・メタルを描いた第6作だ。長い休止を挟み、2011年に発表された。曲はメランコリックだが、サビには強いフックがあり、静かな痛みを大きな感情へ変えていく。実に5年ぶりとなる復帰作でもあり、バンドの軸がまったく揺らいでいないことを示した作品である。空白の長さをまるで感じさせない仕上がりだったといえる。
重厚な音像と歌の美しさのバランスがよく、夜のような空気を全体にまとっている。冒頭の“Kissing the Flames”から“Damned Rapture”“Cry for Love”“Death Comes in March”、“Folie á Deux (Madness for Two)”“Hail of Bullets”“Love's a Sickness”“Raving Hearts”“Oblivion: Vision”を経て、締めの“Someday Somewhere Somehow”まで流れは淀みない。輪廻を意味するタイトルどおり、円を描くように閉じていく構成も印象に残る。哀愁あるヘヴィ・ロックに浸りたい時に合う一枚だ。
TRACK LIST
- 1.Kissing the Flames
- 2.Damned Rapture
- 3.Cry for Love
- 4.Death Comes in March
- 5.Folie á Deux (Madness for Two)
- 6.Hail of Bullets
- 7.Love's a Sickness
- 8.Raving Hearts
- 9.Oblivion: Vision
- 10.Someday Somewhere Somehow