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ARTIST
IV
LINER NOTES
LANGUAGE
『IV』は、暗いギター、低いリズム、悲哀を帯びたヴォーカルを軸に、TO DIE FORがゴシック・メタルの陰影を描いた第4作だ。2004年、脱退したヤペ・ペラタロと彼のバンド、ティアガがTO DIE FORの名を引き継ぎ、2005年に本作を送り出した。タイトルはそのまま通算4作目であることを示している。曲は重さだけに寄らず、コーラスには覚えやすいメロディが置かれている。ペラタロの声こそがこのバンドの核であることを、聴き手に改めて確認させることになった作品でもあった。
静かな場面からヘヴィな推進へ移るたびに、喪失感とドラマ性が濃くなっていく。冒頭の“Autumn Forever”から“This World Is Made for Me”“Lies (For Fools)”、シングルとなった“New Year's Day”を経て、“Chaotic Me”“Little Deaths”“Fragmented”“Endlessly”や締めの“Last Breath”まで、冷たい叙情が一貫している。バンド名をめぐる混乱の後だけに、ここで示された芯の強さは印象深い。北欧らしい冷たさと歌心を結び付けた、TO DIE FORの充実作である。
TRACK LIST
- 1.Autumn Forever
- 2.This World Is Made for Me
- 3.Lies (For Fools)
- 4.New Year's Day
- 5.Chaotic Me
- 6.Little Deaths
- 7.No Turning Back
- 8.Fragmented
- 9.Endlessly
- 10.Last Breath