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ARTIST
Epilogue
LINER NOTES
LANGUAGE
『Epilogue』は、TO DIE FORがゴシック・メタルの暗い空気と、親しみやすいメロディを丁寧に重ねた第2作だ。2001年に発表され、ベースのミーッカ・クイスマが去り、初期にも在籍したマルコ・カンガスコルッカが後任に入った。低いギターと陰りのある歌声が、曲に冷たい美しさを与える。デビュー作よりもゴシック・メタル色をやや抑え、80年代メロディック・ロックへの愛着を前へ出した作風でもある。キーボードのユスカ・サルミネンはH.I.M.にも在籍した人物で、その鍵盤が全体の陰影を静かに支えている。全14曲と収録数も多く、聴き応えがある。
過度に複雑にせず、曲のムードを持続させることで感情を伝えている。冒頭の“Crimson Twins”から“Veil of Tears”へ、“Hollow Heart”や“Garden of Stones”は本国のシングル・チャートで首位に立ち、バンドの名を広く知らしめた。締めにはスコーピオンズの“Passion Rules the Game”のカヴァーを配している。発表後はラクリモサとのヨーロッパ・ツアーも実現した。夜のような静けさとヘヴィな推進力を同時に持つ、フィンランド勢らしい一枚だ。
TRACK LIST
- 1.Crimson Twins
- 2.Veil of Tears
- 3.Hollow Heart
- 4.Veiled
- 5.The Unknown
- 6.Frail Without You
- 7.In Solitude
- 8.Chains
- 9.Immortal Love
- 10.Victim of Love
- 11.Garden of Stones
- 12.Epilogue
- 13.Behind These Walls
- 14.Passion Rules the Game