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ARTIST
Fighting
LINER NOTES
LANGUAGE
『Fighting』は、ツイン・ギターの輪郭を鮮明にし、THIN LIZZYが独自のハード・ロック像を固めた第5作だ。スコット・ゴーハムとブライアン・ロバートソンによるツイン・リード・ギターの編成が本格的に機能し始め、後年のバンドを象徴する調和の取れたギター・ハーモニーが確立されつつある。冒頭にはボブ・シーガーのカバー“Rosalie”が据えられている。本作はフィル・ライノット自身がプロデュースを手掛けた、初めての作品でもある。ロバートソンの攻撃的なギターが、バンドに鋭さと勢いをもたらした。
“Wild One”“Suicide”“For Those Who Love to Live”といった、力強い楽曲が並ぶ。フィル・ライノットの歌と物語性が、硬質なリフと溶け合っている。本作はイギリスのアルバム・チャートに初めて登場し、バンドの飛躍への足がかりを築いた。荒々しさと叙情が同居する、彼らのスタイルが明確に姿を現した重要な一枚である。ここで確立された路線が、続く『Jailbreak』での大ブレイクへとつながっていく。荒々しさと人懐こさを併せ持つ、初期の彼らを代表する、実に充実した一枚である。
TRACK LIST
- 1.Rosalie
- 2.For Those Who Love to Live
- 3.Suicide
- 4.Wild One
- 5.Fighting My Way Back
- 6.King's Revenge
- 7.Spirit Slips Away
- 8.Silver Dollar
- 9.Freedom Song
- 10.Ballad of a Hard Man