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ARTIST
Endless, Nameless
LINER NOTES
LANGUAGE
『Endless, Nameless』は、THE WILDHEARTSが持つ強いメロディ感を、ノイズ、加工された音、荒れたアレンジの中へと投げ込んだ作品だ。曲には口ずさめるフックがある一方で、音像は意図的に不安定で、聴き手の足場を揺らしてくる。インダストリアルやローファイの感覚を大胆に取り入れ、バンドは従来のイメージを自ら破壊しようとしている。
“Junkenstein”“Anthem”“Urge”“Now Is the Colour”といった楽曲では、混沌とした音の中に、鋭いソングライティングが確かに息づいている。“Nurse Maximum”“Why You Lie”のような楽曲にも、バンドの危険な創造性が表れている。“Pissjoy”“Soundog Babylon”“Thunderfuck”といった楽曲にも、破壊的なエネルギーが刻まれている。従来のメロディック・ロック路線から意図的に大きく逸脱し、その実験的な姿勢は当時のファンを大いに驚かせた、商業的な成功よりもバンドの創造的な衝動を優先した意欲作である。整ったロックから大きくはみ出すことで、本作はバンドの実験的な一面を極限まで押し進めている。賛否を呼ぶ挑戦的な内容ながら、ジンジャーの才能が別の角度から輝く、刺激的な一枚である。
TRACK LIST
- 1.Junkenstein
- 2.Nurse Maximum
- 3.Anthem
- 4.Urge
- 5.Pissjoy
- 6.Soundog Babylon
- 7.Now Is the Colour
- 8.Heroin
- 9.Why You Lie
- 10.Thunderfuck