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ARTIST
Demonic
LINER NOTES
LANGUAGE
『Demonic』は、TESTAMENTが、従来のスラッシュ的な、あの切れ味を残しつつも、より低く、遅く、そして重い圧力を、前面に押し出した、異色の第7作だ。当時、隆盛を極めていた、デス・メタルの影響を、色濃く受けており、バンドのカタログの中でも、際立って暗く、攻撃的な作風となっている。チャック・ビリーの声は、深く低く唸り、リフは、短く鋭い反復で、まるで曲を押し潰すかのように、力強く進んでいく。
冒頭“Demonic Refusal”の攻撃性、そして“The Burning Times”のドラマ性、さらに“John Doe”のような曲まで、収録曲は、いずれも聴き応えがある。“Together as One”“Distorted Lives”のような曲も、作品の充実を伝えている。その攻撃性の質は、もはや、単なるスピードにあるのではなく、あくまで、圧倒的な重量と、不穏さとにある。全体に、暗く儀式的な空気が、色濃く漂っている。
バンドの、ヘヴィで、実験的な側面を、これ以上なく強烈に刻んだ、異色ながらも、極めて強烈な一枚だ。従来のTESTAMENTのイメージとは、大きく異なるため、賛否は分かれるかもしれないが、その挑戦的な姿勢は、高く評価されている。バンドの、最も暗い表情を持つ、力強く聴き応えのある問題作と言える。バンドの振り幅を示す一枚だ。
TRACK LIST
- 1.Demonic Refusal
- 2.The Burning Times
- 3.Together As One
- 4.Jun-Jun
- 5.John Doe
- 6.Murky Waters
- 7.Hatred's Rise
- 8.Distorted Lives
- 9.New Eyes Of Old
- 10.Ten Thousand Thrones
- 11.Nostrovia