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ARTIST
Underworld
LINER NOTES
LANGUAGE
『Underworld』は、SYMPHONY Xがダンテの『神曲 地獄篇』やオルフェウスの神話に着想を得た第9作だ。ラッセル・アレン(ヴォーカル)、マイケル・ロメオ(ギター)、マイケル・ピネラ(キーボード)、マイケル・レポンド(ベース)、ジェイソン・ルーロ(ドラム)という黄金編成で制作され、ロメオがプロデュースを手掛けた。プログレッシヴ・メタルの複雑なリズムと、ヘヴィ・メタルらしい重いリフを、劇的な歌メロディへ結び付けている。
“Nevermore”“Without You”では、ダークな雰囲気、重いグルーヴ、壮大なコーラスが重なり、強い物語性が生まれている。技巧的な演奏は豊富でも、音楽は冷たくなり過ぎず、ヴォーカルと印象的なフレーズが常に聴き手を導く。約9分の“To Hell and Back”のような大作から簡潔な楽曲まで、振れ幅の大きい構成が一枚にまとまっている。“Charon”“Legend”のような楽曲では、荘厳な鍵盤と重いリフ、アレンの熱唱が緊密に絡み合う。デス・メタル的な激しさを覗かせる場面もあり、バンドの表現の幅の広さがうかがえる。構成の妙と力強い歌を同時に楽しめる、円熟したバンドの充実作である。
TRACK LIST
- 1.Overture
- 2.Nevermore
- 3.Underworld
- 4.Without You
- 5.Kiss Of Fire
- 6.Charon
- 7.To Hell And Back
- 8.In My Darkest Hour
- 9.Run With The Devil
- 10.Swan Song
- 11.Legend