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ARTIST
Lower the Bar
LINER NOTES
LANGUAGE
『Lower the Bar』は、STEEL PANTHERが80年代グラム・メタルの様式を、誇張とユーモアを交えて再現した第4作だ。2017年3月に発表された。前年にはライヴ盤『Live from Lexxi's Mom's Garage』と長編映画を世に出しており、この頃のバンドの活動はもはや音楽だけには収まってはいない。題名は「ハードルを下げろ」という自虐そのもので、その姿勢は全編を一貫して貫いているといえる。
派手なギター、跳ねるリズム、大合唱のサビは、パロディとしてだけでなく、当時のハード・ロックを本気で理解しているからこそ成立している。歌詞の毒気と演奏の真面目さの落差が、このバンド最大の魅力だ。本作もシンプルで派手な曲を並べながら、演奏の締まりとメロディの強さをきちんと守っている。“That's When You Came In”のバラード、“Wrong Side of the Tracks (Out in Beverly Hills)”の自虐の効いた語りなど、聴きどころは随所に散りばめられている。締めにはチープ・トリックの“She's Tight”のカヴァーを配した。笑いながら聴けて、同時にしっかりと拳が上がる一枚だ。
TRACK LIST
- 1.Goin' in the Backdoor
- 2.Anything Goes
- 3.Poontang Boomerang
- 4.That's When You Came In
- 5.Wrong Side of the Tracks (Out in Beverly Hills)
- 6.Now the Fun Starts
- 7.Pussy Ain't Free
- 8.Wasted Too Much Time
- 9.I Got What You Want
- 10.Walk of Shame
- 11.She's Tight