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ARTIST
Balls Out
LINER NOTES
LANGUAGE
『Balls Out』は、STEEL PANTHERが80年代グラム・メタルの大仰なリフ、派手なギター・ソロ、巨大なコーラスを、徹底したユーモアとともに鳴らした第2作だ。2011年に発表された。コメディアンのデーン・クックやニッケルバックのチャド・クルーガーらがゲスト参加している。歌詞の過激さが注目されがちだが、演奏そのものは非常にタイトで、楽曲の作りも本格的である。デビュー作からわずか2年での投入で、バンドの勢いはまったく衰えていなかったといえるだろう。
パロディとして笑えるだけでなく、当時のハード・ロックの快楽を正面から再現する力がある。冒頭の“In The Future”から“Supersonic Sex Machine”へ、そして“17 Girls in a Row”はライヴの定番となった。“Why Can't You Trust Me”のようなバラードでは、80年代の様式を真面目に踏襲してみせる。サッチェルのギターは速く滑らかで、下世話な題材とのギャップがそのまま笑いを生む構造だ。全16曲と収録数も多く、最後まで密度はまったく落ちない。華やかで下品で、同時に妙に上手いというバンドの魅力が詰まった一枚である。
TRACK LIST
- 1.In the Future
- 2.Supersonic Sex Machine
- 3.Just Like Tiger Woods
- 4.17 Girls in a Row
- 5.If You Really, Really Love Me
- 6.It Won't Suck Itself
- 7.Tomorrow Night
- 8.Why Can't You Trust Me
- 9.That's What Girls Are For
- 10.Gold-Digging Whore
- 11.I Like Drugs
- 12.Critter
- 13.Let Me Cum In
- 14.Weenie Ride
- 15.Do You Wanna Do Me
- 16.Handicapped Slut