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ARTIST
Rain of a Thousand Flames
LINER NOTES
LANGUAGE
『Rain of a Thousand Flames』は、RHAPSODY OF FIRE(当時のバンド名はラプソディー)の、壮大な物語世界を補強するように、映画的なオーケストレーションと、荘厳な合唱とを、極めて濃密に重ね合わせた、意欲的なミニ・アルバムだ。フルアルバムではないものの、その短い作品の中に、まるで映画の劇伴のような、鮮やかな場面転換と、メタルの、確かな疾走とが、ぎっしりと詰め込まれている。「エメラルド・ソード・サーガ」の、次の大作へとつながる、重要な一枚である。
冒頭の劇的な表題曲“Rain of a Thousand Flames”の壮大さ、そして“Queen of the Dark Horizons”のドラマ性、さらに“Tears of a Dying Angel”のような曲まで、収録曲は、いずれも聴き応えがある。“The Poem's Evil Page”のような曲も、作品の濃密な世界観を伝えている。華美で壮麗なアレンジは、決して、それ自体が目的なのではなく、あくまで、ファンタジーの、そのスケール感を、音として可聴化するための、確かな手段として機能している。
次の壮大な大作へと向かう、その橋渡しとしても、あるいは、独立した、濃密な一つの世界としても、存分に楽しむことのできる一枚だ。ドラマティックなカヴァー曲なども含み、その内容は、実に多彩である。RHAPSODY OF FIREならではの、あの映画的な魅力を、凝縮した形で味わえる、聴き応えのある一枚と言える。バンドの濃密な世界観が光る一枚だ。
TRACK LIST
- 1.Rain Of A Thousand Flames
- 2.Deadly Omen
- 3.Queen Of The Dark Horizons
- 4.Tears Of A Dying Angel
- 5.Elnor's Magic Valley
- 6.The Poem's Evil Page
- 7.The Wizard's Last Rhymes