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ARTIST
Power of the Dragonflame
LINER NOTES
LANGUAGE
『Power of the Dragonflame』は、RHAPSODY OF FIRE(当時のバンド名はラプソディー)が、オーケストラ的で壮麗なキーボード、荘厳な合唱、そして疾走する速いギターを用いて、壮大なファンタジー世界を、これ以上なく華麗に描いた、充実の作品だ。「エメラルド・ソード・サーガ」の、その壮大な物語を締めくくる、記念碑的な一枚である。楽曲は、まるで映画音楽のように、鮮やかに場面を転換しながらも、パワー・メタルならではの、確かなスピードと、その熱量とを、少しも失うことがない。より攻撃的で、ヘヴィな要素も増した一枚だ。
冒頭のイントロから、疾走する“Knightrider of Doom”へと至る展開、そして劇的な表題曲“Power of the Dragonflame”、さらに“The March of the Swordmaster”のような曲まで、収録曲は、いずれも聴き応えがある。“When Demons Awake”“Agony Is My Name”のような曲も、作品の充実を伝えている。ファビオ・リオーネの、オペラティックな歌声が、全編で力強く冴え渡っている。
大仰さを、決して恐れることなく、あくまで、壮大な物語を、音そのもので見せていく、その徹底した姿勢が、色濃く貫かれた一枚だ。シンフォニック・パワー・メタルの、その醍醐味を、最も華やかで、力強い形で味わうことができる。第一部のサーガを、見事に完結させた、力強く聴き応えのある傑作と言える。バンドの壮大な物語の一つの到達点だ。
TRACK LIST
- 1.In Tenebris
- 2.Knightrider Of Doom
- 3.Power Of The Dragonflame
- 4.The March Of The Swordmaster
- 5.When Demons Awake
- 6.Agony Is My Name
- 7.Lamento Eroico
- 8.Steelgods Of The Last Apocalypse
- 9.The Pride Of The Tyrant
- 10.Gargoyles, Angels Of Darkness