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ARTIST
Ratt
LINER NOTES
LANGUAGE
セルフタイトル作『Ratt』は、乾いたギター・リフ、跳ねるリズム、少し危ういヴォーカルの色気を軸にした、RATTらしいハード・ロック作品だ。1992年の解散を経て再結成したバンドは、スティーヴン・パーシー(ヴォーカル)、ウォーレン・デマルティーニ(ギター)、ボビー・ブロッツァー(ドラム)を中心に、ロビー・クレイン(ベース)、ジョン・コラビ(ギター)を迎えて制作した。派手な装飾よりも、リフの切れ味と曲の勢いを優先している。
“Over the Edge”の推進力、“Luv Sick”のフックは、バンド本来のストリート感を伝える。“Breakout”“So Good, So Fine”のような楽曲にも、タフさとキャッチーさが共存する。故ロビン・クロスビーを欠いた編成ながら、RATTらしい持ち味は健在だ。“Live for Today”“It Ain't Easy”のような楽曲でも、乾いたリフとパーシーの色気ある歌声が一体となる。コラビの加入により、バンドのギター・サウンドには新たな厚みが加わった。グラム・メタル退潮の時代にあっても、彼らは自らの持ち味を貫いてみせた。商業的成功は限られたが、90年代末に改めて自分たちのサウンドを鳴らした一枚である。
TRACK LIST
- 1.Over the Edge
- 2.Live for Today
- 3.Gave Up Givin' Up
- 4.We Don't Belong
- 5.Breakout
- 6.Tug of War
- 7.Dead Reckoning
- 8.Luv Sick
- 9.It Ain't Easy
- 10.All the Way
- 11.So Good, So Fine