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ARTIST
Strings to a Web
LINER NOTES
LANGUAGE
『Strings to a Web』は、RAGEが硬いリフ、スピード感、複数の章に分かれる大きな構成を組み合わせた作品だ。短い曲の切れ味と、長編曲で積み上げるドラマが共存し、パワー・メタルの枠を押し広げようとする意欲が全編から感じられる。攻撃性と構築性の両面を追った、野心的な一枚である。
“The Edge of Darkness”“Hunter & Prey”のように直線的な力を持つ曲がある一方、表題曲“Strings to a Web”をはじめとする組曲的なパートでは、テーマが段階的に発展していく。“Saviour of the Dead”“Through Ages”のような曲まで、コンパクトな攻撃性と壮大な流れの対比が、アルバムの面白さを作り出している。
ヴィクター・スモルスキのギターは技巧的でありながら、常に曲全体のドラマへと奉仕している。速さと重さ、そして構成の妙を一枚に同居させた本作は、スモルスキ在籍期のRAGEが持つ表現力の幅を、はっきりと示している。“Into the Light”“Fatal Grace”のような曲では、疾走感と叙情が滑らかに結び付き、長編の組曲部分との対比をより鮮やかにしている。緊張感を保ったまま最後まで聴かせる、聴き応えのある作品だ。
TRACK LIST
- 1.The Edge of Darkness
- 2.Hunter & Prey
- 3.Into the Light
- 4.The Beggar's Last Dime
- 5.Empty Hollow
- 6.Strings to a Web
- 7.Fatal Grace
- 8.Connected
- 9.Empty Hollow Reprise
- 10.Saviour of the Dead
- 11.Hellgirl
- 12.Purified
- 13.Through Ages
- 14.Tomorrow Never Comes