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ARTIST
Q2K
LINER NOTES
LANGUAGE
『Q2K』は、QUEENSRŸCHEが、持ち前の複雑なプログレッシヴ性を、少し抑えながら、より直接的なロックの形で、歌とリフを提示した作品だ。長年バンドを支えた、名ギタリスト、クリス・デガーモが脱退した後の、最初のスタジオ・アルバムにあたり、新たにケリー・グレイをギターに迎えている。硬質なギターと、暗く重いムードは残りながらも、楽曲は、よりコンパクトになり、ジェフ・テイトの声の表情が、これまで以上に、前面へと出ている。
冒頭“Falling Down”の力強い推進力、“Sacred Ground”のドラマ性、そして“Breakdown”のような曲まで、収録曲は、重く内省的なロックとしての魅力を備えている。“Liquid Sky”“One Life”のような曲も、バンドの新たな一面を伝えている。デガーモ不在という、大きな変化の中で、バンドが模索する姿が見える。
過去の名作と、同じ道をなぞるのではなく、バンドが、新しい音楽的なバランスを、真摯に模索している、その姿が、はっきりと見て取れる一枚だ。プログレッシヴ・メタルの大作性からは、少し距離を置いた内容だが、重く内省的なハード・ロックとして聴くと、その独自の魅力が浮かび上がってくる。バンドの、新たな時代の始まりを告げた、意欲的な作品と言える。
TRACK LIST
- 1.Falling Down
- 2.Sacred Ground
- 3.One Life
- 4.When the Rain Comes...
- 5.How Could I?
- 6.Beside You
- 7.Liquid Sky
- 8.Breakdown
- 9.Burning Man
- 10.Wot Kinda Man
- 11.The Right Side of My Mind