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ARTIST
Queen II
- 仕様
- オリジナル盤
- 発売日
- 1974年3月8日(米国盤は1974年4月、日本盤は1974年6月)
- レーベル
- EMI(米国はElektra、日本盤はエレクトラ/ワーナー・パイオニア)
- 品番
- EMA 767(米国 EKS-75082/日本盤 P-8456E)
- フォーマット
- 12インチLP(見開きジャケット)
- ボーナス
- オリジナル盤は“サイド・ホワイト”5曲と“サイド・ブラック”6曲の計11曲で、ボーナス・トラックは無い。日本盤(『クイーンII』)も同じ11曲。現行の日本盤CDには、2011年3月16日発売のSHM-CD(UICY-15010)と、2026年ミックスのSHM-CD(UICY-16397、2026年3月27日発売)があり、どちらも同じ11曲。
LINER NOTES
LANGUAGE
デビュー作の発売から1か月後、QUEENはトライデント・スタジオに戻り、2作目の録音に取りかかった。仮題は『Over the Top』、その前は『Dearie Me』だったが、どちらもEMIには好まれなかったという。今回はスタジオを通常の時間に使えるようになり、新しい音作りをじっくり試すことができた。プロデュースはロビン・ジェフリー・ケーブル、ロイ・トーマス・ベイカーとバンド自身で、エンジニアはマイク・ストーンである。ミックスは9月に終わっていたが、前作から間もないことを理由にEMIは発売を見送り、さらに1973年の石油危機による週3日の電力制限と塩化ビニール不足が重なって、製造は数か月遅れた。
レコードの両面は“サイド・ホワイト”と“サイド・ブラック”と名付けられた。白の面にはブライアン・メイの4曲とロジャー・テイラーの「The Loser in the End」が並び、黒の面はすべてフレディ・マーキュリーの曲で、ジョン・ディーコンはまだ曲を書いていない。メイは「Father to Son」を父ハロルドを思って書き、「White Queen (As It Began)」は1968年に書いた曲で、「Some Day One Day」では初めてリード・ヴォーカルを取った。黒の面では、マーキュリーがギターで書いた「Ogre Battle」に続き、リチャード・ダッドの同名の絵から生まれた「The Fairy Feller's Master-Stroke」が置かれ、そこではベイカーがカスタネットを叩いている。メイが「Bohemian Rhapsody」の先駆けと呼ぶのが「The March of the Black Queen」で、最後の「Seven Seas of Rhye」は前作で断片だった曲を完成させたものである。
ジャケットは、マーキュリーが目にしたマレーネ・ディートリッヒの写真をもとに、ミック・ロックが撮影した。この構図は約2年後に「Bohemian Rhapsody」のプロモーション・ビデオで再現される。1974年2月21日、バンドは出演を取りやめたデヴィッド・ボウイの代わりにBBCの『Top of the Pops』に初めて出て「Seven Seas of Rhye」を演奏し、シングルは全英10位まで上がった。アルバムは英国ツアーに合わせて1974年3月8日に発売され、全英5位を記録し、英国ではゴールド・ディスクに認定された。アメリカでは49位にとどまったが、メイは後に、このアルバムをバンド最大の飛躍だったと振り返っている。日本盤は1974年6月に『クイーンII』の邦題で発売された。2026年には、メイとテイラーが制作総指揮を務め、ジャスティン・シャーリー=スミスらが手がけた新しいミックスで再発され、全英チャートに14位で再登場した。
TRACK LIST
- 1.Procession
- 2.Father to Son
- 3.White Queen (As It Began)
- 4.Some Day One Day
- 5.The Loser in the End
- 6.Ogre Battle
- 7.The Fairy Feller's Master-Stroke
- 8.Nevermore
- 9.The March of the Black Queen
- 10.Funny How Love Is
- 11.Seven Seas of Rhye