AVAILABLE AT / 購入はこちら
ARTIST
Queen
- 仕様
- オリジナル盤
- 発売日
- 1973年7月13日(米国盤は1973年9月4日、日本盤は1974年3月25日)
- レーベル
- EMI(米国はElektra、日本盤はエレクトラ/ワーナー・パイオニア)
- 品番
- EMC 3006(米国 EKS-75064/日本盤 P-8427E)
- フォーマット
- 12インチLP
- ボーナス
- オリジナル盤は10曲で、ボーナス・トラックは無い。日本盤(『戦慄の王女』)も同じ10曲。現行の日本盤CD(SHM-CD、UICY-15009、2011年3月16日発売)も同じ10曲で、2枚組のリミテッド・エディション(UICY-79531/2)は1971年12月のディ・レーン・リー・スタジオ・デモ5曲と「Mad the Swine」を加えている。
LINER NOTES
LANGUAGE
QUEENの母体は、ブライアン・メイとロジャー・テイラーがティム・スタッフェルと組んでいたSMILEである。スタッフェルが学友のフレディ・マーキュリーを引き合わせ、スタッフェルの脱退後にマーキュリーが加入、1971年にジョン・ディーコンがベースに収まって4人がそろった。同年12月にロンドンのディ・レーン・リー・スタジオで録ったデモのうち、「Keep Yourself Alive」「Great King Rat」「Jesus」「Liar」がアルバム用に録り直されている。トライデントのネプチューン・プロダクションと契約したバンドは、ロイ・トーマス・ベイカー、ジョン・アンソニーとともに、他の客がいない時間だけトライデント・スタジオに入って録音を進めた。「The Night Comes Down」だけはディ・レーン・リーでの録音である。
メイの「Keep Yourself Alive」は、マーキュリーが歌詞に手を入れるうちに組み替えられ、ブリッジをメイとテイラーが歌う形になった。「Doing All Right」はSMILE時代にメイとスタッフェルが書いた曲で、ピアノもメイが弾いている。マーキュリーは「My Fairy King」で空想の国ライを初めて歌い、1970年に書いた「Liar」ではハモンド・オルガンも弾いた。最後の「Seven Seas of Rhye...」は1分余りの短いインストゥルメンタルで、完成形は次作に収められる。多重録音のギターをシンセサイザーと取り違えられることにうんざりしたバンドは、誰もシンセサイザーを弾いていないとジャケットに記し、この断り書きは1980年の『The Game』まで続いた。
ジャケットは、友人ダグラス・パディフットが初期のライヴで撮った、スポットライトを浴びるマーキュリーの写真をもとにしている。多くのレーベルに断られた末、アルバムは1973年7月13日にEMIから発売され、その夜バンドはベイジングストークで短いツアーの初日を迎えた。アメリカではElektraから同年9月に出て、アルバム・チャートで83位まで上がった。英国でチャートに入ったのは『Queen II』が売れた後の1974年3月末で、最高位の24位は1976年2月のことである。英米ともにゴールド・ディスクに認定された。発売から数週間後、メイは、曲の大半は3年ほど前に書いたもので、バンドはもうその先へ進んでいると語っている。日本盤は1974年3月25日に『戦慄の王女』の邦題で出て、日本のチャートで52位を記録した。2024年には、オリジナルLPから外れていた「Mad the Swine」を4曲目に戻したリミックス盤『Queen I』として改めて世に出ている。
TRACK LIST
- 1.Keep Yourself Alive
- 2.Doing All Right
- 3.Great King Rat
- 4.My Fairy King
- 5.Liar
- 6.The Night Comes Down
- 7.Modern Times Rock 'n' Roll
- 8.Son and Daughter
- 9.Jesus
- 10.Seven Seas of Rhye...