YOUTUBE MUSIC VIDEOS
AVAILABLE AT / 購入はこちら
ARTIST
Wake Up the Wicked
LINER NOTES
LANGUAGE
『Wake Up the Wicked』は2024年7月26日にNapalm Recordsから発表された10作目で、ドイツのオフィシャル・アルバムチャートで4度目の1位を記録した。プロデュースは前作から続くヨースト・ファン・デン・ブルック。20年を超えた活動のなかで、POWERWOLFがいま何を残し何を削ったのかが、全11曲・約40分にきれいに現れている。
冒頭の“Bless 'em With the Blade”は、聖歌隊のような多重コーラスとオルガンを鳴らしながら、余計な前置きなしにサビへ着地する。先行公開された“1589”は魔女裁判の年号を題に据え、重い足取りと大きな旋律を組み合わせた曲で、“Sinners of the Seven Seas”は海の伝承をそのまま合唱歌へ変えてみせる。“Heretic Hunters”“Thunderpriest”では速度と反復が前へ出て、“Joan of Arc”はジャンヌ・ダルクの物語を荘厳なミッドテンポで描く。
新しい実験を持ち込むのではなく、これまで作ってきた語彙——オルガン、合唱、ラテン語めいた言い回し、獣と聖人の対比——を最も効率よく組み直したのが本作だ。終曲“Vargamor”まで、どの曲も観客が最初の一回で歌える形に整えられている。バンドの様式が完成形に達したことを示す一枚である。
TRACK LIST
- 1.Bless 'em With the Blade
- 2.Sinners of the Seven Seas
- 3.Kyrie Klitorem
- 4.Heretic Hunters
- 5.1589
- 6.Viva Vulgata
- 7.Wake Up the Wicked
- 8.Joan of Arc
- 9.Thunderpriest
- 10.We Don't Wanna Be No Saints
- 11.Vargamor