AVAILABLE AT / 購入はこちら
ARTIST
Lupus Dei
LINER NOTES
LANGUAGE
『Lupus Dei』は2007年5月7日にMetal Bladeから発表された2作目である。ラテン語の題名は「神の狼」を意味し、宗教的な語彙と狼男の伝承をひとつの物語として結ぶという、以後のPOWERWOLFを決定づける発想がここで前面に出た。
序曲“Lupus Daemonis”からなだれ込む“We Take It From the Living”は、ファルク・マリア・シュレーゲルのオルガンを旋律の高さまで引き上げ、デビュー作より明確に「教会の音」を鳴らす。“Prayer In the Dark”と“In Blood We Trust”は、覚えやすいコーラスと重いリフを最短距離で結ぶ曲で、いまもライヴの中心に置かれている。“Saturday Satan”の軽妙さ、“Vampires Don't Die”の速度、“Mother Mary Is a Bird of Prey”の陰影と、曲ごとの役割分担も整理された。
終曲となる表題曲は、静かな導入から合唱へ向かう長尺の構成でアルバムを締める。演奏技巧を競うのではなく、旋律と儀式性で押し切る——その判断がこの時点で確定し、以後20年近く変わっていない。デビュー作の素材が「様式」へ育った瞬間を記録した一枚である。
TRACK LIST
- 1.Lupus Daemonis (Intro)
- 2.We Take It From the Living
- 3.Prayer In the Dark
- 4.Saturday Satan
- 5.In Blood We Trust
- 6.Behind the Leathermask
- 7.Vampires Don't Die
- 8.When the Moon Shines Red
- 9.Mother Mary Is a Bird of Prey
- 10.Tiger of Sabrod
- 11.Lupus Dei