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ARTIST
Seven
LINER NOTES
LANGUAGE
『Seven』は、再結集した黄金期ラインナップが前作『Neverland』で取り戻した勢いを、さらに固めた90年代末のスタジオ・アルバムだ。大きなコーラスと端正なギター・ワークを軸に、バンドが得意とするメロディック・ハードの持ち味を落ち着いた筆致で再提示している。前作からの流れを汲みつつ、より肩の力を抜いた自然体のロック・アルバムとして、バンドの一貫した美意識が貫かれている。派手な話題性よりも、楽曲そのものの質と安定した演奏で聴かせる、実直な一枚である。
ブラッド・ギルスとジェフ・ワトソンのギターは、鋭さと歌への奉仕を両立させながら要所を締め、ジャック・ブレイズとケリー・キーギのツイン・ヴォーカルが親しみやすいメロディを運んでいく。80年代のような爆発的なヒットは生まれなかったが、円熟したソングライティングと丁寧なアレンジは、長年のファンを十分に満足させる内容を備えている。ツイン・ギターとツイン・ヴォーカルという不変の武器が堅実に機能し、長いキャリアを支える確かな一里塚となった。時代の流行へ大きく寄せることなく自分たちのスタイルを堅実に磨き続けた本作は、再結成後の安定期を象徴する誠実な作品として位置づけられる。
TRACK LIST
- 1.Sign of the Times
- 2.Jane's Interlude
- 3.Panic in Jane
- 4.Don't Ask Me Why
- 5.Kong
- 6.Mother Mayhem
- 7.Soul Survivor
- 8.Sea of Love
- 9.Peace Sign
- 10.When I Call on You
- 11.Revelation