METALITE BIOGRAPHY
プロフィール
| 結成 | 2015年、ストックホルム |
|---|---|
| 出身 | スウェーデン |
| メンバー | Erica Ohlsson(ヴォーカル) Edwin Premberg(ギター) Robert Örnesved(ギター) Robert Majd(ベース) Erik Junttila Johansson(ドラムス) |
| ジャンル | パワーメタル、メロディックメタル、モダンメタル |
Biography
METALITE
バイオグラフィー
概要
METALITE(メタライト)は、2015年にスウェーデンのストックホルムで結成されたメロディック・メタル・バンドである。ギタリストでソングライターのエドウィン・プレムベリを中心に、シンセサイザーを前面に出した近未来的な音像と、耳に残るコーラス、そして切れのあるギター・リフを組み合わせた様式を作り上げてきた。バンド自身は自らを「モダン・パワー・メタル」と呼んでいる。
彼らの特徴は、メタルの枠のなかでシンセサイザーを装飾ではなく骨格として使うところにある。曲の土台にあるのは打ち込みのリズムと合成音で、その上にツイン・ギターと女性ヴォーカルが乗る。作品を重ねるごとに主題もSFへ寄っていき、4作目以降は一枚を通した物語を語るコンセプト作になった。
日本でも早くから紹介されている。デビュー作はルビコン・ミュージック、続く3作はマーキー/アヴァロン、そして5作目はワードレコーズがそれぞれ国内盤を出しており、初期3作の日本盤にはいずれも日本盤限定のボーナス・トラックが1曲ずつ加えられている。
当サイトには、スタジオ・アルバム5作と、2022年のスウェーデン・ロック・フェスティヴァルの音源を収めたライヴEPの計6作を登録している。この6作は、バンド自身の公式リリース一覧が「ALBUM」および「LIVE EP」と記載しているものと一致する。
2015年から2017年——ストックホルムでの出発
バンドは2015年、ストックホルムで始まった。立ち上げたのはギタリストのエドウィン・プレムベリとヴォーカリストのエマ・ベンシングの2人である。プレムベリは曲と詞を書き、バンドの制作を統括する立場に立った——この役割は現在まで変わっていない。
バンド名について、プレムベリは2019年のインタビューでこう説明している。「metal」と、インターネット上で「elite(精鋭)」を意味するスラング「l33t」を組み合わせたものだ、と。現代的な響きを意図した造語である。
最初のシングル「Afterlife」は2017年9月11日に公開され、公式ミュージック・ビデオも同時に出た。10月6日には「Nightmare」がリリック・ビデオを伴って続き、10月27日にデビュー・アルバム『Heroes in Time』がインナー・ウーンド・レコーディングスから発売されている。プロデュース、ミックス、マスタリングはデンマークのヤコブ・ハンセン(VOLBEAT、EVERGREY、AMARANTHE)。客演としてASCENSIONのフレイザー・エドワーズ、WIGELIUSのヤコブ・スヴェンソンが参加した。
日本盤は同じ年の12月20日、ルビコン・ミュージックから品番RBNCD-1245で発売された。12曲目に「In the Middle of the Night」のピアノ・ヴァージョンが日本盤限定ボーナス・トラックとして加えられている。
2019年——ヴォーカル交代とAFM移籍
デビュー作を出したあと、バンドは大きな転換を迎える。エマ・ベンシングは2018年に母となり、音楽以外のことに時間を使いたいと考えるようになって脱退した。彼女がこの編成でステージに立ったのは、リリース・ギグの1回だけだったという。
後任探しは難航した。何人かを試したものの決め手を欠いていたところ、プレムベリがストックホルムのロック・ショーで歌っていたエリカ・オールソンを見つける。スタジオで数曲を録ってもらうと、探していたものがすべて揃っていた。彼はその場で加入を打診し、彼女は承諾した。エリカはそれまでヘヴィ・メタルをほとんど聴いたことがなかったと語られている。
この時期にレーベルも変わり、2作目『Biomechanicals』はドイツのAFMレコーズから2019年10月25日に発売された。電子的な質感と打ち込みのリズムを一段押し出した作りで、「Far from the Sanctuary」「Apocalypse」「Social Butterflies」の3曲が先行して公開されている。日本盤はマーキーから11月20日、品番MICP-11522で発売され、「Riders of the Storm」が日本盤限定ボーナス・トラックとして加えられた。
この頃の編成は、プレムベリとエリカに加え、ギターのロベルト・オルネスヴェド、ベースのロベルト・マイド、ドラムスのレア・ラーションという5人だった。オルネスヴェドはプレムベリと15年前にカヴァー・バンドで一緒に演奏していた間柄で、以前はCASTILLIONに在籍。マイドはCAPTAIN BLACK BEARDのフロントマンでもあり、ラーションはIMBERの出身である。
2020年から2022年——カヴァー2曲とライヴEP
3作目『A Virtual World』は2021年3月26日にAFMから発売された。仮想世界を主題に据えたタイトル曲をはじめ、11曲が一貫して近未来を向いている。先行シングルは2020年10月2日の「We Bring You the Stars」——これはアルバムには入らず単独シングルのまま残った——に始まり、11月27日「Peacekeepers」、2021年1月15日にタイトル曲、2月26日「Cloud Connected」と続いた。日本盤はマーキーから、国際盤より2日早い3月24日に品番MICP-11616で発売され、「Aftermath」が日本盤限定ボーナス・トラックとして加えられている。
この時期、彼らは北欧の先達の曲を2度取り上げている。2020年4月8日にはSTRATOVARIUSの「Hunting High and Low」を、2022年3月18日にはSONATA ARCTICAの「Full Moon」を、いずれも単独シングルとして発表した。どちらも公式ミュージック・ビデオを伴っており、アルバムには収録されていない。
ライヴの面では2022年が節目になった。6月9日、彼らはスウェーデン南東部ソールヴェスボリで開かれるスウェーデン・ロック・フェスティヴァルのステージに立つ。AFMはその音源から4曲を選び、9月から10月にかけて1曲ずつ公式ライヴ映像とともに公開したうえで、10月28日に配信EP『Live At Sweden Rock Festival 2022』としてまとめた。CDは製造されておらず、日本盤も存在しない。同じ夏にはSABATON OPEN AIRにも出演している。
2024年——『Expedition One』という物語
4作目『Expedition One』は2024年1月19日にAFMから発売された。バンドにとって初めての、一枚を通した物語である。舞台は2055年。健康状態が人の一生を左右するようになり、「透明な市民」が現実となった世界で、情報機関と軍の出身者、そしてテック企業を離れた経営者からなる離反チームが、5人の「指揮官」に率いられて遠い惑星への脱出計画を立てる。目的は、滅びかけた地球から人類を運び出すことだった。
プレムベリはこの構想の動機を、ファンから繰り返し「あなたたちの曲は映画のようだ」と言われてきたことだと説明している。それならばと、『Heroes In Time』『Biomechanicals』『A Virtual World』の3作を一本の弧でつなぐ物語を書こうとした。最初は難しかったが、話の骨格が決まってからは満足のいく結果になったという。同じ発表のなかで彼は、この4年から5年でバンドの音は相当に変わり、とりわけ制作の質が上がったとも述べている。
全16曲には、これまでどおりの「Blazing Skies」「Aurora」「Free」のような引き締まった曲と、「Sanctum Of Light」「Outer Worlds」「Paradise」のように聴き手を驚かせる曲が同居する。そして14曲目の「Utopia」は、バンドの歴史で初めてのインストゥルメンタルである。ミックスとマスタリングは例によってヤコブ・ハンセン。日本盤はマーキー・インコーポレイティドから、国際盤より2日早い1月17日、品番MICP-11842で発売された。
同じ2024年、ドラムスにエリック・ユンティラ・ヨハンソンが加入する。彼が初めてバンドとステージに立ったのは2025年の年明け、リンシェーピングのヘル・イェー・ロック・クラブだった。バンドはその後、PAINのスカンジナビア・ツアー、LEAVES' EYESとの共演、THE NIGHT FLIGHT ORCHESTRAの2025年2月のヨーロッパ・ツアーと帯同を重ね、スウェーデン・ロック・フェスティヴァルやマスターズ・オブ・ロックといった大型フェスにも出演している。
2026年——『Discovery』と新しいレーベル
5作目『Discovery』は2026年9月25日、レイニング・フェニックス・ミュージック傘下のパーセプションから世界同時発売された。インナー・ウーンド、AFMに続く3つ目のレーベルである。
物語は前作の続きにあたる。舞台は『Expedition One』の2055年から3年後の2058年、地球を離れた人類のその後を描く。全12曲は、人類の進化、技術への依存、生存、解放、そして希望という主題を扱う。公式の発表は、中心に置かれた「Starchild」を再生と癒しの歌と説明し、壊れた世界に希望をもたらす謎めいた存在の登場として位置づけている。ミックスとマスタリングは5作連続でヤコブ・ハンセンが担当した。
先行公開は5曲。2026年2月26日「Our Time Has Come」、4月24日「Starchild」、5月29日「In Case Of Emergency」、7月24日「Echoes Of You」、そして発売3週間前の9月4日に「The Metal Elite」が続いた。国内盤はワードレコーズから、品番GQCS-91784で同じ9月25日に発売される。日本語解説書と歌詞対訳が付き、収録内容は国際盤と同じ全12曲である。
なおアルバム以外では、2025年5月2日に単独シングル「We Stand Tall」が発表されており、公式ミュージック・ビデオも公開されている。この曲もどのアルバムにも収録されていない。
現在のメンバー
| メンバー | 担当 |
|---|---|
| エリカ・オールソン | ヴォーカル |
| エドウィン・プレムベリ | ギター |
| ロベルト・オルネスヴェド | ギター |
| ロベルト・マイド | ベース |
| エリック・ユンティラ・ヨハンソン | ドラムス |
出典について
この記事は、バンドの公式サイト metalite.se のプレス用紹介文、リリース一覧、公演一覧、および2023年7月3日と2026年6月25日のニュース記事(いずれもレーベルのプレスリリース全文を含む)、ワードレコーズの『Discovery』商品ページ、RAMzine が2019年12月7日に掲載したエドウィン・プレムベリへのインタビュー、Blabbermouth.net の2026年5月30日の『Discovery』告知記事、タワーレコード・オンラインの各国内盤商品ページ、MusicBrainz がアーティスト 18231ca5-d244-436b-9642-b2d4442c14b9 について持つリリース・データ、そして iTunes Store 日本のカタログを読んで書いた。発売日・レーベル・品番・価格は日本盤についてはタワーレコードの商品情報から、国際盤については MusicBrainz のリリース行から採り、収録曲は同じ行とバンド自身のリリース一覧を突き合わせている。動画はすべて投稿チャンネルを確認しており、ファンによる再アップロードは含めていない。