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ARTIST
Presence
LINER NOTES
LANGUAGE
『Presence』は、1975年8月にロバート・プラントがギリシャのロドス島で交通事故に遭い、ツアーが吹き飛んだ後に生まれた第7作だ。マリブでの作曲とハリウッドでのリハーサルを経て、バンドはミュンヘンのミュージックランド・スタジオへ入る。次に同じ部屋を押さえていたのはローリング・ストーンズで、ジミー・ペイジは彼らに頼み込んで数日を借りた。録音とミックスに要したのはわずか18日、エンジニアはキース・ハーウッドである。脚をギプスで固めたプラントは、車椅子に座ったまま歌った。
その状況が音をそのまま決めている。キーボードは一切なく、アコースティック・ギターも全編で一箇所だけ。残るのはペイジが重ねたギターと、ジョン・ボーナムのドラムが生む圧力だけだ。全7曲中6曲がペイジとプラントの共作で、4人の連名は“Royal Orleans”のみとなった。冒頭“Achilles Last Stand”は10分半に及び、当時としてはバンド2番目の長さである。“For Your Life”や“Nobody's Fault but Mine”も鋭い手触りを残す。全英・全米ともに1位を獲得しながら、売上はバンド最少にとどまった。評価は当時割れたが、プラント自身が「生き延びるための叫び」と呼んだ通り、痛みがそのまま鳴っている一枚だ。
TRACK LIST
- 1.Achilles Last Stand
- 2.For Your Life
- 3.Royal Orleans
- 4.Nobody's Fault but Mine
- 5.Candy Store Rock
- 6.Hots On for Nowhere
- 7.Tea for One