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ARTIST
The Serenity of Suffering
LINER NOTES
LANGUAGE
『The Serenity of Suffering』は、KORNが低く沈むギター、跳ねるようで不穏なリズム、痛みを含んだヴォーカルを前面に出した作品だ。曲は現代的な音圧を持ちながら、初期から続く閉塞感や緊張をしっかりと残している。
サビには耳に残るメロディがあり、重さの中にも聴き手を引き込むフックがある。そのため、アルバムはただ暗いだけではなく、感情の出口を持つ。傷ついた感情とヘヴィなグルーヴを正面から受け止めたい人に響く一枚だ。
ここで大切なのは、目立つリフやサビだけでなく、音の重さ、リズムの呼吸、歌の表情が曲順の中でどう変化するかである。各パートは単独で主張するためではなく、次のメロディや感情の高まりを強く聞かせるために置かれている。
音量を上げれば低域の圧力や細かなアタックが見え、繰り返し聴けばアレンジの余白とフレーズの受け渡しが浮かび上がる。作品全体を通して聴くことで、単曲では見えにくい緊張と解放の流れもはっきり感じられる。
こうした細部が、楽曲ごとの個性を保ちながら一枚のまとまりへ結び付けている。強さだけでなく、旋律と音色の陰影まで味わえることが、このアルバムを長く聴き返したくなる理由である。
TRACK LIST
- 1.Insane
- 2.Rotting In Vain
- 3.Black Is the Soul
- 4.The Hating
- 5.A Different World (feat. Corey Taylor)
- 6.Take Me
- 7.Everything Falls Apart
- 8.Die Yet Another Night
- 9.When You're Not There
- 10.Next In Line
- 11.Please Come for Me