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ARTIST
Them
- 仕様
- オリジナル盤(欧州盤LP)
- 発売日
- 1988年6月
- レーベル
- Roadrunner Records
- 品番
- RR 9550 1
- フォーマット
- LP/CD
- ボーナス
- オリジナルのLPは11曲。欧州盤CD(RR 9550 2)は「Phone Call」をボーナス・トラックとして加えた12曲。アメリカではRoadracer RecordsがMCAの流通で出した。1997年のRoadrunnerのリマスター盤(RR 8785-2)は、さらに「The Invisible Guests」と「Bye, Bye, Missy」のリハーサル録音を加えた14曲。2020年5月にはMetal Blade RecordsがCD(3984-15677-2)とLPで再発した。日本では1988年に、サウンド・マーケッティング・システムがFar East Metal Syndicateの名でLP(SP25-5327)とCD(MP32-5327)を出した。プレイヤーは欧州盤CDと同じ12曲(「Phone Call」まで)を鳴らす。
LINER NOTES
LANGUAGE
5人のうち2人が入れ替わって作られた3作目である。Decibel誌によれば、ギターのマイケル・デナーはピート・ブラックに代わり、ベースのティミ・ハンセンは後任のハル・パティーノにライヴの持ち曲を教えてから円満にバンドを離れた。ブックレットの表記では、キング・ダイアモンドがヴォーカル、アンディ・ラ・ロックとブラックがリード・ギター、パティーノがベース、ミッキー・ディーがドラムである。録音とミックスはコペンハーゲンのM.M.C. Studioで行われ、プロデュースとミックスはキング・ダイアモンドとロベルト・ファルカオ、補佐はラ・ロックとディー、エンジニアとキーボード・エフェクトはファルカオが担当した。歌詞はすべてキング・ダイアモンドが書き、曲も「Mother's Getting Weaker」「A Broken Spell」(ラ・ロックの作曲)と表題曲「Them」(2人の共作)を除いて彼の作である。
物語の主人公はKingという少年で、祖母が精神病院から家に戻ってくるところから始まる。Decibel誌によれば、キング・ダイアモンドは前年に父を亡くしており、本作はそれ以来初めて書いたアルバムだったという。冒頭と最後の曲で鳴るオルゴールも、彼自身が子どもの頃に持っていたものだという。ジャケットのアートワークはStudio DzyanのThomas HolmとTorbjörn Jörgensen、写真はOle LundgrenとFrasse Franzénが手がけた。ジャケットには表題が引用符付きで"Them"と印刷されている。CDには音楽の無いボーナス・トラック「Phone Call」が加えられ、Roadrunnerはこれを、亡くなった祖母からKingにかかってくる電話で物語の細部を補う1曲と説明している。
ヨーロッパでは1988年6月にRoadrunner Recordsから発売された。アメリカではRoadracer RecordsがMCAの流通で出し、Billboard 200に1988年7月23日付で初登場して最高89位、12週チャートに残った。同じ号のBillboard誌には、「Welcome Home」のビデオ・クリップが新作として載っている。Decibel誌によれば、バンドはこの頃ロサンゼルスへ移ろうとしており、本作はデンマークで録音した最後のアルバムになった。ディーは本作のあとバンドを離れ、次作『Conspiracy』にはセッション・ドラマーとして参加している。
TRACK LIST
- 1.Out from the Asylum
- 2.Welcome Home
- 3.The Invisible Guests
- 4.Tea
- 5.Mother's Getting Weaker
- 6.Bye, Bye, Missy
- 7.A Broken Spell
- 8.The Accusation Chair
- 9.Them
- 10.Twilight Symphony
- 11.Coming Home