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ARTIST
The Shadow Theory
LINER NOTES
LANGUAGE
『The Shadow Theory』は、KAMELOTが心の中にある恐れや二面性を題材に、シンフォニックな壮大さとモダンなギターの硬さを組み合わせた第12作だ。トミー・カレヴィック(ヴォーカル)、トーマス・ヤングブラッド(ギター)、オリヴァー・パロタイ(キーボード)、ショーン・ティベッツ(ベース)、ケイシー・グリロ(ドラム)という編成で制作された。本作は、長年バンドを支えたグリロが参加した最後のアルバムでもある。カレヴィックの透明感ある高音は、重いリフと電子的な質感の上でも旋律の輪郭を失わない。
“Phantom Divine”“Amnesiac”“RavenLight”では、暗い雰囲気と即効性の高いサビが緊張感を保ったまま共存する。カール・ユングの影の概念やテクノロジーを題材に、心理的な陰影を色濃く描いているのが特徴だ。ゲスト・ヴォーカルの扱いも、物語世界を広げるために機能し、単なる彩りには留まらない。重厚なリフと電子的な質感が交錯する中でも、旋律の芯は決して見失われない。ジェニファー・ハーベンらのゲストの声も、心理的な物語の世界を丁寧に広げている。ロマンティックなメタルの伝統を、現代的な重量で更新した、KAMELOTらしいドラマ性に満ちた一枚である。
TRACK LIST
- 1.The Mission
- 2.Phantom Divine (Shadow Empire)
- 3.RavenLight
- 4.Amnesiac
- 5.Burns To Embrace
- 6.In Twilight Hours
- 7.Kevlar Skin
- 8.Static
- 9.MindFall Remedy
- 10.Stories Unheard
- 11.Vespertine (My Crimson Bride)
- 12.The Proud And The Broken
- 13.Ministrium (Shadow Key)