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ARTIST
Eternity
LINER NOTES
LANGUAGE
『Eternity』は、KAMELOTがデビュー作の段階で、重厚なギターとネオクラシカルな旋律を結び付けた作品だ。1990年代前半のアメリカから登場した彼らは、ヨーロッパのパワー・メタルの様式を独自に消化し、クラシカルな旋律感覚を早くから備えていた。ギタリストのトーマス・ヤングブラッドを中心に、のちの壮麗なシンフォニック路線よりも素朴で直線的なメロディック・パワー・メタルが展開されるが、ドラマを求める作曲の核はすでに明確に見えている。マーク・ヴァンダービルトの歌と硬いリフが、楽曲に力強い推進力を与えている。
“Eternity”“Black Tower”“Call of the Sea”“Fire Within”といった楽曲では、様式的なネオクラシカル・メタルの枠組みの中に、印象的なメロディと劇的な展開が織り込まれている。“Proud Nomad”“Red Sands”“Warbird”といった楽曲でも、力強いリフと哀愁を帯びた旋律が結び付き、“Etude Jongleur”のようなクラシカルな要素も、後年へとつながるバンドの美意識を予感させる。まだ荒削りではあるものの、確かな作曲力と演奏力を備えた本作は、KAMELOTが後に築き上げる広大な世界観の、確かな出発点として聴くべき一枚である。
TRACK LIST
- 1.Eternity
- 2.Black Tower
- 3.Call Of The Sea
- 4.Proud Nomad
- 5.Red Sands
- 6.One Of The Hunted
- 7.Fire Within
- 8.Warbird
- 9.What About Me
- 10.Etude Jongleur
- 11.The Gleeman