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ARTIST
Sin After Sin
LINER NOTES
LANGUAGE
『Sin After Sin』は、JUDAS PRIESTが鋭いギター・リフ、ロブ・ハルフォードの幅広い歌、そして攻撃的なリズムを結び付け、ヘヴィ・メタルの輪郭をさらに明確にした第3作だ。グレン・ティプトンとK.K.ダウニングのギターは、互いに複雑に絡み合いながら、曲の緊張を絶えず高めていく。プロデュースにロジャー・グローヴァーを迎え、音の精度が一段と高まった一枚である。
冒頭“Sinner”の重々しい推進力、ジョーン・バエズの楽曲を大胆に再解釈した“Diamonds and Rust”の鮮やかさ、そして超高速の“Dissident Aggressor”の鋭い速度感が、アルバムの幅を示している。“Starbreaker”“Raw Deal”のような曲も、バンドの攻撃性を存分に伝えている。
荒々しさを保ちながらも、後のスピード・メタルの速さと精度を予見させる演奏が、随所に光っている点が本作の魅力だ。とりわけ“Dissident Aggressor”は、後年のスラッシュ・メタル勢にも大きな影響を与えた。“Last Rose of Summer”“Here Come the Tears”のような曲でも、鋭いギターと幅広い歌が結び付いている。初期JUDAS PRIESTの充実と、来るべきメタルの未来を同時に感じさせる、重要な一枚と言える。
TRACK LIST
- 1.Sinner
- 2.Diamonds and Rust
- 3.Starbreaker
- 4.Last Rose of Summer
- 5.Let Us Prey / Call for the Priest
- 6.Raw Deal
- 7.Here Come the Tears
- 8.Dissident Aggressor