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ARTIST
Nothin' but Trouble
LINER NOTES
LANGUAGE
『Nothin' but Trouble』は、ジョン・サイクス主導のBLUE MURDERが、分厚いリフとメロディを徹底して磨き上げた最終スタジオ作だ。1993年8月にゲフィンから発表された。録音の途中でトニー・フランクリンとカーマイン・アピスが去り、マルコ・メンドーサ(ベース)とトミー・オスティーン(ドラム)が加入。鍵盤のニック・グリーンも正式メンバーとなった。ロサンゼルスのサイクス自宅スタジオで、彼自身のプロデュースにより作られている。ミックスはマイク・フレイザーが担当した。
冒頭の“We All Fall Down”はシングルとなり、全米アルバム・ロック・トラックスで35位に届いた。2曲目“Itchycoo Park”はスモール・フェイセスのカヴァーで、“I'm on Fire”ではケリー・キーリングがリードを歌う。終盤の“She Knows”まで振れ幅は大きい。制作の途中でリズム隊が入れ替わったにもかかわらず、音の芯はまったく揺らいでいない。本作は日本で6位に入ったが他国ではチャート入りせず、バンドは解散へ向かうことになる。サイクスはこののちホワイトスネイクでもシン・リジィでもない自分の名前で歩き出すことになるが、BLUE MURDERという器はここで閉じた。彼のギタリストとしての一時代を締めくくる一枚である。
TRACK LIST
- 1.We All Fall Down
- 2.Itchycoo Park
- 3.Cry for Love
- 4.Runaway
- 5.Dance
- 6.I'm on Fire
- 7.Save My Love
- 8.Love Child
- 9.Shouldn't Have Let You Go
- 10.I Need an Angel
- 11.She Knows