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ARTIST
Heading for Tomorrow
LINER NOTES
LANGUAGE
『Heading for Tomorrow』は、ヘルウィンの創設者として知られるカイ・ハンセンが、バンドを脱退後に立ち上げた新バンド、GAMMA RAYの記念すべきデビュー作だ。疾走するリフ、厚いコーラス、物語性のある旋律を組み合わせ、パワー・メタルの高揚を大きく描き出している。当時ヴォーカルを務めたラルフ・シーパースのハイトーンが、楽曲に劇的な高さを与えている。
疾走感あふれるナンバーと、大作志向の壮大な楽曲が共存し、ジャーマン・メタルの新たな物語性を力強く掲げた一枚である。ハンセンがヘルウィンで培った作曲術と、より自由な表現への意欲が、全編に息づいている。明快なメロディ、勇壮な構成、そして高揚感に満ちた演奏は、その後のGAMMA RAYの方向性を明確に示している。ハンセンはヘルウィンにおいて、初期の名作『Walls of Jericho』や『Keeper of the Seven Keys』の中心人物として、ジャーマン・メタルの礎を築いた人物である。新バンドでの彼は、より自由に自らの音楽的ヴィジョンを追求し、疾走するメロディック・メタルへの情熱を余すところなく注ぎ込んでいる。ジャーマン・パワー・メタルの歴史における重要な出発点となった本作は、ハンセンの新たな旅立ちを高らかに告げる、力強い一枚である。
TRACK LIST
- 1.Welcome
- 2.Lust For Life
- 3.Heaven Can Wait
- 4.Space Eater
- 5.Money
- 6.The Silence
- 7.Hold Your Ground
- 8.Free Time
- 9.Heading For Tomorrow
- 10.Look At Yourself