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ARTIST
Unusual Heat
LINER NOTES
LANGUAGE
『Unusual Heat』は、FOREIGNERが新たなフロントマンを迎え、ミック・ジョーンズのギターをより硬質なサウンドの中心に置いた第7作だ。ルー・グラムの脱退後、モントローズやワイルド・ホースズで歌ったジョニー・エドワーズがヴォーカルに加入した。本作はエドワーズが在籍した唯一のアルバムであり、創設ドラマーのデニス・エリオットと長年のベーシスト、リック・ウィルスにとっても最後の作品となった。従来の大きなメロディを残しながらも、曲は80年代の滑らかさより、直線的なリフと緊張感を強く感じさせる。
“Lowdown and Dirty”“Only Heaven Knows”のような押し出しの強い曲を軸に、バンドは自らの語法を更新しようとする。エドワーズの骨太な歌声は、グラムとは異なる荒々しさをサウンドに加えた。“Moment of Truth”“When the Night Comes Down”のような楽曲では、硬質なリフと緊張感のある展開が一体となる。ジョーンズは大物歌手を招くのではなく、無名の実力派を起用することでバンド本来の姿を守ろうとした。グランジ台頭の時代に、原点回帰的な硬派なロックへ舵を切った意欲が感じられる。変化の時期だからこそ、FOREIGNERの別の質感を味わえる一枚である。
TRACK LIST
- 1.Only Heaven Knows
- 2.Lowdown and Dirty
- 3.I'll Fight for You
- 4.Moment of Truth
- 5.Mountain of Love
- 6.Ready for the Rain
- 7.When the Night Comes Down
- 8.Safe in My Heart
- 9.No Hiding Place
- 10.Flesh Wound
- 11.Unusual Heat