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ARTIST
Thirteen
LINER NOTES
LANGUAGE
『Thirteen』は、FMが長年培ってきた都会的なメロディック・ロックを、余裕のある演奏と端正なコーラスで磨き直した第13作だ。大仰に盛り上げるのではなく、スティーヴ・オーヴァーランドの温かく力強い歌声を軸に、ギター、キーボード、リズム隊が曲のフックを丁寧に支えている。タイトルが示す通りの節目の作品でありながら、その内容には停滞の兆しがまったくない。
“Shaking the Tree”“Waiting on Love”“Be Lucky”“Fight Fire with Fire”といった楽曲では、洗練されたメロディと確かな演奏力が緊密に結び付いている。“Every Man Needs a Woman”“Be True to Yourself”のような楽曲にも、バンドらしい端正な叙情が息づいている。“Talk is Cheap”“Turn This Car Around”“Love and War”“Long Road Home”といった楽曲でも、端正なメロディと確かな演奏が結び付いている。13作目という節目にありながら、その安定した創作力と演奏の充実は、変わらぬ品の良さと共にベテラン・バンドの底力を証明している。派手さよりも持続力で聴かせ、日常に自然に寄り添う上質なAOR/ハード・ロックを鳴らし切った本作は、円熟の域に達したFMの安定した充実を伝える、味わい深い一枚である。
TRACK LIST
- 1.Shaking the Tree
- 2.Waiting on Love
- 3.Talk is Cheap
- 4.Turn This Car Around
- 5.Love and War
- 6.Long Road Home
- 7.Be Lucky
- 8.Every Man Needs a Woman
- 9.Just Got Started
- 10.Fight Fire with Fire
- 11.Be True to Yourself