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ARTIST
Theories of Flight
LINER NOTES
LANGUAGE
『Theories of Flight』は、FATES WARNINGが複雑なリズム、流動的なギター、内省的な歌を組み合わせ、プログレッシヴ・メタルの緊張感を高めた第12作だ。レイ・アルダー(ヴォーカル)、ジム・マテオスとフランク・アレスティ(ギター)、ジョーイ・ヴェラ(ベース)、ボビー・ヤジョンベク(ドラム)という編成で制作された。アレスティが参加した最後のアルバムでもある。曲は何度も表情を変えるが、過度に技巧へ傾かず、常に感情の流れを保っている。
“From the Rooftops”“Seven Stars”では、静と動のコントラストが鮮やかに描かれる。静かな場面には深い余白があり、重い場面には鋭い決断力がある。難解さだけでなく、長く聴くほど心に残るメロディと空気を持つのが本作の魅力だ。“SOS”“Theories of Flight”のような楽曲では、緩急の効いた構成と、細部まで練られたアレンジが際立つ。長いキャリアを経てなお、バンドの探究心は少しも衰えていない。フランク・アレスティは本作を最後にバンドを離れ、一つの時代が幕を閉じた。成熟したプログ・メタルを味わいたい人に応える、完成度の高い一枚である。
TRACK LIST
- 1.From The Rooftops
- 2.Seven Stars
- 3.SOS
- 4.The Light And Shade Of Things
- 5.White Flag
- 6.Like Stars Our Eyes Have Seen
- 7.The Ghosts Of Home
- 8.Theories Of Flight