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ARTIST
Four
LINER NOTES
LANGUAGE
『Four』は、FAIR WARNINGが叙情的なメロディと確かなアンサンブルで、メロディアス・ハードの美点を丁寧に積み上げた第4作だ。2000年に発表された。トミー・ハートの歌声は伸びやかで、哀愁のあるメロディを自然に浮かび上がらせる。ヘルゲ・エンゲルケとアンディ・マレツェクのギターは、派手さよりも曲の空気を整えることに長けている。ドラムは主にフィリップ・カンダスが叩き、C.C.ベーレンスは“I Fight”のみで参加するという変則的な布陣となった。前作までの流れを引き継ぎながら、内省的な作風がやや強く出ているのも特徴である。
バラードから躍動感のあるロック曲まで、全体の統一感が高い。先行シングルとなった冒頭の“Heart on the Run”、力強い“Break Free”、東洋的な旋律を持つ“Forever”、内省的な“Tell Me I'm Wrong”、日本盤に収められた“Still I Believe”など聴きどころは多い。本作を最後にマレツェクが脱退し、日本での強い人気とは裏腹に欧州での商業的な伸び悩みもあって、バンドは活動を停止する。結果的に初期の幕を引く作品となった、密度の高い充実作である。
TRACK LIST
- 1.Heart on the Run
- 2.Through the Fire
- 3.Break Free
- 4.Forever
- 5.Tell Me I'm Wrong
- 6.Dream
- 7.I Fight
- 8.Time Will Tell
- 9.Eyes of Love
- 10.Find My Way
- 11.Night Falls
- 12.Wait
- 13.Still I Believe
- 14.For the Young