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ARTIST
Arcana
LINER NOTES
LANGUAGE
『Arcana』は、サビーネ・エデルスバッハーの透明感ある歌声と、ランヴァルの重層的なキーボードおよびギターを核にしたシンフォニック・メタル作だ。重いリフよりも、旋律と空間の広がりで幻想的な世界を作り上げている。デビュー作で示した路線を、より豊かで洗練された形へと発展させた第2作である。
“Ascending”“Fly on a Rainbow Dream”“Starlight Reverie”“Arcana”といった楽曲では、各曲が優雅でありながら、リズムの芯はしっかりしており、単なる幻想音楽には終わらない。“The Palace”“Suspiria”のような楽曲にも、バンドの確かな作曲力が息づいている。“A Moment of Time”“Color My Sky”“Winter Winds”のような楽曲にも、幻想的な美しさが息づいている。サビーネ・エデルスバッハーの繊細で伸びやかな歌声はこの時期すでに欧州シンフォニック・メタルを代表する声の一つとなっており、作曲家ランヴァルの豊かな才能と見事に融合した、美しさの中に確かな芯を宿す初期屈指の一枚だ。美しさとメタルの推進力を丁寧に両立させた本作は、シンフォニック・メタルの魅力を存分に味わえる、充実した一枚である。オーケストラ的な色彩と確かな歌心が、全編で見事に調和している。
TRACK LIST
- 1.Ascending
- 2.Starlight Reverie
- 3.The Palace
- 4.A Moment Of Time
- 5.Fly On A Rainbow Dream
- 6.Color My Sky
- 7.Into The Light
- 8.Suspiria
- 9.Winter Winds
- 10.Arcana