ARTIST
Holy Diver
- 仕様
- オリジナル盤
- 発売日
- 1983年5月25日
- レーベル
- Warner Bros. Records(イギリス、ヨーロッパではVertigo、日本盤は日本フォノグラム)
- 品番
- 1-23836(LP)/4-23836(カセット)/イギリス盤 VERS 5/日本盤 25PP-87(LP)
- フォーマット
- LP/カセット
- ボーナス
- オリジナル盤にボーナス・トラックは無い。日本盤には『情念の炎~ホーリィ・ダイヴァー』の邦題が付いた。2012年1月18日にユニバーサル ミュージックが日本で出したSHM-CD(UICY-20252)は、2005年のロニー・ジェイムス・ディオのインタヴューを10のパートに分けて加えた19トラック入りである。2012年にユニバーサルが北米以外で出した2枚組のデラックス盤は、スタジオ録音の「Evil Eyes」とライヴ8曲を加えた。2022年7月8日にRhinoが出したCD4枚組のスーパー・デラックス・エディションは、ジョー・バレシによる新ミックス、1983年のオリジナル・ミックスの新リマスター、1983年12月28日のフレズノ公演のライヴ、未発表テイクとシングル・ヴァージョンを収める。
LINER NOTES
LANGUAGE
1982年にBLACK SABBATHを離れたロニー・ジェイムス・ディオは、同じくバンドを去ったドラマーのヴィニー・アピスとともに、その年の終わりにDIOを結成した。ソロ・プロジェクトではなく、一つのバンドとして始めたものである。ベースにはRAINBOW時代の仲間ジミー・ベインが加わり、ベインの推薦で、ベルファストのSWEET SAVAGEにいた若いヴィヴィアン・キャンベルがギタリストに決まった。録音はロサンゼルスのSound City Studiosで行われ、ギター、ベース、ドラムをほぼ一緒に録ってからキャンベルがリズム・ギターを重ねる、昔ながらのやり方で進められた。プロデュースはディオ自身、エンジニアはアンジェロ・アークリで、キーボードはディオとベインが弾いている。
歌詞とメロディはすべてロニー・ジェイムス・ディオの作とクレジットされ、表題曲と「Don't Talk to Strangers」はメンバーを集める前に書かれていた。幕開けの「Stand Up and Shout」はアルバムでいちばん速い曲で、「Don't Talk to Strangers」の冒頭で鳴る12弦のアコースティック・ギターはディオ自身のものである。ミック・ウォールは2022年の再発盤の解説で、「Rainbow in the Dark」をメンバーが初めて本当の意味で共作した曲と呼び、ヴィヴィアン・キャンベルが16歳のころに作ったフレーズからリフが生まれ、10分ほどで仕上がったと書いている。ジャケットはウェンディ・ディオの原案をRandy Berrettが描いたもので、怪物が司祭を水に沈める図柄についてディオは、司祭が怪物を沈めているのではないとなぜ言い切れるのか、と問い返すのが狙いだったと語っている。
1983年5月25日にアメリカでWarner Bros.から発売され、イギリスとヨーロッパではVertigoから出た。ビルボード200では最高56位まで上がって39週チャートに残り、イギリスでは13位に達した。シングルの「Holy Diver」と「Rainbow in the Dark」は、イギリスでそれぞれ72位と46位を記録している。RIAAは1984年9月12日に本作をゴールドに認定し、1989年3月21日にプラチナ、2022年5月6日にダブル・プラチナに認定した。Rolling Stone誌が2017年に選んだ史上最高のメタル・アルバム100枚では16位に入っている。ロニー・ジェイムス・ディオが亡くなった直後の2010年5月には、ビルボード200に149位で再登場した。
TRACK LIST
- 1.Stand Up and Shout
- 2.Holy Diver
- 3.Gypsy
- 4.Caught in the Middle
- 5.Don't Talk to Strangers
- 6.Straight Through the Heart
- 7.Invisible
- 8.Rainbow in the Dark
- 9.Shame on the Night