AVAILABLE AT / 購入はこちら
ARTIST
This Is Hell
LINER NOTES
LANGUAGE
『This Is Hell』は、DIMENSION ZEROが前作の速度をさらに詰めた第2作である。編成は動いた。パトスのダニエル・アントンソンがギターに加わり、イェスパー・ストロムブラードはベースへ回っている。そしてグレン・リュングストレームは録音を終えた後、発売を待たずに脱退した。“Immaculate”のヴィデオに彼の姿はない。1995年にこのバンドを始めた二人組は、ここで片方を失ったことになる。制作はリゲインから。全員が本業を抱えたままの作業だった。
冒頭“The Introduction to What This Is”は不穏な物音と遠いリフだけの導入で、これがアルバム中で唯一速度を落とす場所だ。続く“Dimension Zero”からは一切止まらない。ブラスト・ビートと、分裂気味に切り替わるリフが最後まで続く。旋律は消えてはいないが、“Immaculate”のサビのように、暴力の隙間からわずかに覗くだけである。ゴートベリの声も古典的な絶叫へ近づき、ブラック・メタル的な長い悲鳴は影を潜めた。“Amygdala”“Killing My Sleep”を経て“Di'I Minores”まで全10曲。イェーテボリのメロディック・デスが甘くなっていった時期に、本作は逆方向へ歩いた。
TRACK LIST
- 1.The Introduction to What This Is
- 2.Dimension Zero
- 3.Immaculate
- 4.Blood on the Streets
- 5.Into and Out of Subsistence
- 6.The Final Destination
- 7.Amygdala
- 8.Killing My Sleep
- 9.This Light
- 10.Di'I Minores