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ARTIST
He Who Shall Not Bleed
LINER NOTES
LANGUAGE
『He Who Shall Not Bleed』は、DIMENSION ZEROが4年ぶりに届けた第3作であり、いまのところ最後の作品でもある。歌うのはヨッケ・ゴートベリ、ドラムはハンス・ニルソン、ギターはダニエル・アントンソン、そしてイェスパー・ストロムブラード。全員が本業を抱えた余技である以上、四年という間隔は必然だった。事実この後バンドは長い休止に入る。2014年に再結成が告げられ、翌年のイェーテボリ・サウンド・フェスティヴァル出演も決まったが、家庭の事情で流れている。切れ込むリフと爆発的な疾走という方針は変わらず、全12曲は前二作の延長線上にある。速度で押し切る構えを、三枚を通してついに崩さなかったバンドだ。
細部には遊びがある。表題曲の冒頭に置かれたサンプルは、映画『続・猿の惑星』でジェイムズ・グレゴリーが発した台詞だ。“A Paler Shade of White (A Darker Side of Black)”はプロコル・ハルムの“A Whiter Shade of Pale”への目配せだろう。そして最後に置かれたのは、ビージーズの“Stayin' Alive”のカヴァーである。第1作の題名が『サタデー・ナイト・フィーバー』のもじりだったことを思えば、この選曲は12年越しの落とし前だ。悪ふざけに見えて、演奏は最後まで一切緩まない。
TRACK LIST
- 1.He Who Shall Not Bleed
- 2.Unto Others
- 3.A Paler Shade of White (A Darker Side of Black)
- 4.Hell Is Within
- 5.Red Dead Heat
- 6.I Can Hear the Dark
- 7.Going Deep
- 8.Is
- 9.Deny
- 10.The Was
- 11.Way to Shine
- 12.Stayin' Alive