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ARTIST
Slaves and Masters
LINER NOTES
LANGUAGE
『Slaves and Masters』は、ヴォーカリストとして、レインボーでも活躍したジョー・リン・ターナーを新たに迎え、DEEP PURPLEがこれまでとは別の色彩を見せた、異色の第13作だ。ターナーの、伸びやかで洗練されたメロディックな歌声は、バンドのサウンドに、これまでにない新鮮な表情を与えている。より産業ロック的な、キャッチーな側面が前面に出た一枚である。
冒頭のヒット曲“King of Dreams”の劇的な推進力、美しいバラード“Love Conquers All”の叙情、そして“The Cut Runs Deep”の攻撃性まで、収録曲はメロディックな魅力に満ちている。“Fire in the Basement”“Fortuneteller”のような曲も、ターナー時代ならではの、洗練された音楽性を伝えている。
イアン・ギランが在籍した黄金期の様式とは大きく異なるため、賛否は分かれるものの、リッチー・ブラックモアの嗜好が色濃く反映された、興味深い作品であることは間違いない。バンドの長い歴史の中でも、特に異色の位置を占める一枚だ。DEEP PURPLEの、また別の可能性を垣間見せる、メロディックで聴きやすい佳作と言える。
TRACK LIST
- 1.King of Dreams
- 2.The Cut Runs Deep
- 3.Fire in the Basement
- 4.Truth Hurts
- 5.Breakfast in Bed
- 6.Love Conquers All
- 7.Fortuneteller
- 8.Too Much Is Not Enough
- 9.Wicked Ways