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ARTIST
Come Taste the Band
LINER NOTES
LANGUAGE
『Come Taste the Band』は、リッチー・ブラックモアに代わって、新たに若きギタリスト、トミー・ボーリンを迎えたDEEP PURPLEが、従来の重いハード・ロックへ、ファンク、ソウル、ブルースの感覚を深く混ぜ合わせた第10作だ。デイヴィッド・カヴァデールとグレン・ヒューズの、対照的な二つのヴォーカルが絡み合い、イアン・ペイスのドラムが、全体を強く前へと押し出していく。
冒頭“Comin' Home”の疾走感、“Gettin' Tighter”の粘り強いグルーヴ、そして名曲“You Keep on Moving”の壮大な余韻まで、収録曲はこの編成ならではの、新しい音楽的な幅を伝えている。“Dealer”“Lady Luck”“This Time Around”のような曲も、ボーリンの流麗なギターと、ファンキーな感覚を存分に示している。
ブラックモア時代の様式とは大きく異なる、DEEP PURPLEの本流からは外れた異色作でありながら、各メンバーの豊かな個性が、これ以上ないほど濃密に交わっている点が本作の魅力だ。惜しくも第一期の最後を飾る作品となったが、その音楽的な冒険心と充実は際立っている。新たな才能が吹き込んだ、多彩で魅力的なハード・ロック作品と言える。
TRACK LIST
- 1.Comin' Home
- 2.Lady Luck
- 3.Gettin' Tighter
- 4.Dealer
- 5.I Need Love
- 6.Drifter
- 7.Love Child
- 8.This Time Around / Owed to 'G'
- 9.You Keep on Moving