CINDERELLA

1980年代の北米音楽シーンを席巻したハードロック (Hard Rock) とヘヴィメタル (Heavy Metal) のムーブメントにおいて、シンデレラ (CINDERELLA) というバンドは極めて特異で、かつ誤解されやすい位置を占めています。

Biography

1980年代の北米音楽シーンを席巻したハードロック (Hard Rock) とヘヴィメタル (Heavy Metal) のムーブメントにおいて、シンデレラ (CINDERELLA) というバンドは極めて特異で、かつ誤解されやすい位置を占めています。CINDERELLAは一般的に、ポイズン (Poison) やモトリー・クルー (Mötley Crüe) といったバンドと共に「グラム・メタル (Glam Metal)」や「ヘア・メタル (Hair Metal)」というカテゴリに分類されます。確かに、初期のCINDERELLAのビジュアル――大きく逆立てた髪、派手なメイクアップ、煌びやかな衣装――はその分類に合致するものでした。しかし、CINDERELLAの音楽的本質を深く掘り下げると、そこには当時の商業的なメタルの流行とは一線を画す、深く伝統的なアメリカン・ルーツ・ミュージックへの敬意と探求心が見て取れます。 ペンシルベニア州フィラデルフィア (Philadelphia, Pennsylvania) 近郊の労働者階級の街、クリフトン・ハイツ (Clifton Heights) で結成されたCINDERELLAは、リーダーであるトム・キーファー (Tom Keifer) の卓越したソングライティング能力と、ブルース (Blues)、カントリー(Country)、ゴスペル (Gospel) といった要素をハードロックに融合させる稀有なセンスによって、単なる「見た目の良いバンド」以上の評価を、遅まきながら獲得しました。 シンデレラ (CINDERELLA) の物語は、1980年代初頭のフィラデルフィア (Philadelphia)とニュージャージー州南部 (South Jersey) の活気あるクラブ・シーンから始まります。この地域は、古くからソウル・ミュージックやロックンロールの土壌がありましたが、80年代に入ると、よりハードで派手なロックバンドが数多く競い合う激戦区となっていました。

Albums

Still Climbing CD
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トム・キーファーのブルース感覚と骨太なハード・ロックを刻んだ、CINDERELLAの最終スタジオ作。

Heartbreak Station CD
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ブルースの深みと南部的な温度を強め、CINDERELLAが成熟した歌心を示した第三作。

Long Cold Winter CD
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ブルースと南部ロックの温度を深め、CINDERELLAが華やかなハード・ロックを成熟させた第二作。

Night Songs CD
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ブルースに根差した重いリフとトム・キーファーの掠れた歌で、CINDERELLAの個性を鮮烈に刻んだデビュー作。