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ALTARIA
20世紀末から21世紀初頭にかけて、フィンランド (Finland) は世界のヘヴィ・メタル (Heavy Metal) シーンにおいて最も重要な震源地の一つとなった。
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Biography
20世紀末から21世紀初頭にかけて、フィンランド (Finland) は世界のヘヴィ・メタル (Heavy Metal) シーンにおいて最も重要な震源地の一つとなった。ストラトヴァリウス (Stratovarius) が確立したメロディック・パワー・メタル (Melodic Power Metal) の様式美は、後続の世代に多大な影響を与え、その土壌からナイトウィッシュ (Nightwish) やソナタ・アークティカ (Sonata Arctica) といった世界的な巨星が誕生した。アルタリア (ALTARIA) は、まさにこの北欧メタルの黄金期である2000年に結成され、シーンの隆盛と共に歩んだバンドである。
アルタリア (ALTARIA) のキャリアは、単なる「中堅バンド」の枠組みを超えた興味深い事象を数多く含んでいる。第一に、結成初期において、前述したナイトウィッシュとソナタ・アークティカという二大バンドのギタリストを擁していた点である。これによりALTARIAは、デビュー前から「スーパーグループ」としての注目と、逃れられない比較の目に晒されることとなった。第二に、純粋なスピード・メタル (Speed Metal) から、より80年代的なAOR (Adult Oriented Rock) やハード・ロック (Hard Rock) へと音楽性を変遷させながら、独自のメロディックなアイデンティティを模索し続けた点である。そして第三に、2016年の活動終了宣言を経て、YouTubeでの楽曲再生数の急増という現代的な現象をきっかけに2019年に再結成を果たしたという劇的な経緯である。
アルタリア (ALTARIA) の物語は、フィンランド西岸の港町、ヤコブスタッド (Jakobstad) (フィンランド語名: ピエタルサーリ (Pietarsaari)) で幕を開けた。この地域はスウェーデン語話者が多いことでも知られ、北欧諸国間の文化的交流が盛んな土地柄である。