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ARTIST
Ember to Inferno
LINER NOTES
LANGUAGE
『Ember to Inferno』は、フロリダ州オーランドで結成されたTRIVIUMが、若い野心をそのまま刻み付けたデビュー作だ。中心人物マット・ヒーフィーは日本の岩国で生まれた日系アメリカ人で、17歳にして本作の楽曲の大半を書き上げたと言われる。ドラムのトラヴィス・スミス、ベースのブレント・ヤングと共に、ドイツのLifeforce Recordsから放たれた本作には、IN FLAMESらメロディック・デス・メタルの影響と、メタルコアの攻撃性が色濃く混じり合っている。後の飛躍を予感させる、荒削りながらも才気あふれる出発点である。
“Pillars of Serpents”“If I Could Collapse the Masses”では、鋭いツイン・ギターのハーモニーと激しいブレイクダウンが交錯し、若きバンドの技術と衝動が一体となって迸る。“Fugue (A Revelation)”“To Burn the Eye”といった楽曲には、単純な速さや重さに留まらない構築性と暗いメロディ感覚がすでに宿っている。クリーンとハーシュを行き来するヒーフィーのヴォーカルは発展途上ながら、確かな個性を主張する。専制と自由をめぐるテーマを掲げた本作は、以後のTRIVIUMの音楽的な核をすでに提示しており、彼らの物語の始まりを鮮烈に告げる充実のデビュー作だ。
TRACK LIST
- 1.Inception: The Bleeding Skies
- 2.Pillars of Serpents
- 3.If I Could Collapse the Masses
- 4.Fugue (A Revelation)
- 5.Requiem
- 6.Ember to Inferno
- 7.Ashes
- 8.To Burn the Eye
- 9.Falling to Grey
- 10.My Hatred
- 11.When All Light Dies