YOUTUBE MUSIC VIDEOS
AVAILABLE AT / 購入はこちら
ARTIST
Vagabonds of the Western World
LINER NOTES
LANGUAGE
『Vagabonds of the Western World』は、THIN LIZZYが後年のツイン・ギター中心のスタイルを完成させる前に、ブルース、フォーク、ソウル、ハード・ロックを自由に行き来しながら、フィル・ライノットの作家性を強く刻んだ第三作だ。エリック・ベルのギターは太いリフを鳴らすだけでなく、曲の陰影に合わせて泣くようなフレーズや荒い歪みを差し込み、ライノットの声とベースが語る物語を支える。ブライアン・ダウニーのドラムは派手に誇示せず、曲ごとの温度に応じて軽さと重さを切り替え、三人の演奏に自然な流れを与える。
“Mama Nature Said”の艶のある入り口、“The Hero and the Madman”の不穏なドラマ、“Little Girl in Bloom”の哀感は、バンドが単純なロックンロールに収まらないことを示す。“A Song for While I’m Away”の静かな余韻から“The Rocker”の荒々しい推進力へ至る流れは、本作の幅広さを象徴する。個々の曲に異なる色があっても、ライノットの人間味ある歌と言葉が一枚の中心を作る。次作以降の飛躍を予感させながら、初期THIN LIZZYの豊かな迷いと魅力を最も濃く伝える作品である。
TRACK LIST
- 1.Mama Nature Said
- 2.The Hero and the Madman
- 3.Slow Blues
- 4.The Rocker
- 5.Vagabond of the Western World
- 6.Little Girl in Bloom
- 7.Gonna Creep Up on You
- 8.A Song for While I'm Away