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ARTIST
Johnny the Fox
LINER NOTES
LANGUAGE
『Johnny the Fox』は、ストリート感ある物語とツイン・ギターを深め、THIN LIZZYが多彩な表情を見せた第7作だ。大ヒット作『Jailbreak』と同じ1976年に、短期間で録音された。ライノットが肝炎から回復する間に制作が進められ、勢いを保ったまま同年のうちに完成した。「ジョニー・ザ・フォックス」という主人公を軸にした、緩やかなコンセプト性も帯びている。ハード・ロックを基調としつつ、ファンクやソウル、R&Bの感触を取り込み、バンドの幅を大きく広げている。
“Don't Believe a Word”“Johnny the Fox Meets Jimmy the Weed”“Rocky”といった、多彩な楽曲が並ぶ。フィル・ライノットが紡ぐ、ならず者を主人公にした物語性が全編を彩っている。ゴーハムとロバートソンのギターは、硬質さとしなやかさを兼ね備えている。前作の勢いを受け継ぎながら、より多様な音楽性を示した充実の一枚である。ロバートソンにとっては、しばらくの間これが最後の全面参加作となった。多彩さと初期の勢いが同居する、彼らの隠れた代表作の一つといえる、実に充実した一枚だ。
TRACK LIST
- 1.Johnny
- 2.Rocky
- 3.Borderline
- 4.Don't Believe a Word
- 5.Fools Gold
- 6.Johnny the Fox Meets Jimmy the Weed
- 7.Old Flame
- 8.Massacre
- 9.Sweet Marie
- 10.Boogie Woogie Dance