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ARTIST
Electric
LINER NOTES
LANGUAGE
『Electric』は、THE CULTが以前の耽美的な空気を削ぎ落とし、太いリフと乾いたビートを前面に出した第3作だ。ビリー・ダフィーのギターは余計な装飾を抑えながら、曲を一撃で印象付けるフレーズを鳴らしている。名プロデューサー、リック・ルービンを迎え、バンドは骨太なハード・ロックへと大胆な方向転換を果たした。
“Love Removal Machine”や“Wild Flower”“Lil' Devil”は、単純な反復が持つ強さを最大限に生かしている。“Peace Dog”“King Contrary Man”といった楽曲にも、剥き出しのロックンロールの魅力が息づいている。“Aphrodisiac Jacket”“Electric Ocean”“Outlaw”のような楽曲にも、剥き出しの勢いが息づいている。前作までの壮大なサウンドから一転しAC/DCを思わせるような直球のロックンロールへと舵を切った本作は当時大きな驚きをもって迎えられ、リック・ルービンとの出会いがバンドの方向性を決定づけた重要作となった。ステッペンウルフの“Born to Be Wild”のカヴァーも収録され、バンドの新たな志向をよく表している。サウンドを研ぎ澄ますことで、バンドの野性味とロックンロールの身体性を引き出した本作は、彼らの転機となった一枚だ。
TRACK LIST
- 1.Wild Flower
- 2.Peace Dog
- 3.Lil' Devil
- 4.Aphrodisiac Jacket
- 5.Electric Ocean
- 6.Bad Fun
- 7.King Contrary Man
- 8.Love Removal Machine
- 9.Born to Be Wild
- 10.Outlaw
- 11.Memphis Hip Shake