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ARTIST
The Great Radio Controversy
LINER NOTES
LANGUAGE
『The Great Radio Controversy』は、TESLAがブルースを含んだハード・ロックの手触りを、より力強いメロディと共に押し出した第2作だ。二本のギターは厚く鳴りながらも過度に加工されず、ジェフ・キースの歌は曲の感情をまっすぐに運んでいく。アルバム・タイトルは、ラジオの発明をめぐるニコラ・テスラとマルコーニの論争に由来しており、発明家テスラへのバンドの敬意が表れている。
叙情的なバラード“Love Song”は、開放的なメロディと美しいギター・ワークによってバンド最大級のヒットとなり、その名を広く知らしめた。一方で“Hang Tough”“Heaven's Trail (No Way Out)”の荒々しさや、“The Way It Is”の哀愁、“Lady Luck”のキャッチーさは、バンドの幅を端的に示している。“Lazy Days, Crazy Nights”“Yesterdaze Gone”“Paradise”といった楽曲でも、ブルージーな手触りとメロディの良さが結び付いている。本作は全米でプラチナ・アルバムとなり、80年代末のアメリカン・ハード・ロックを代表する一枚としてバンドの人気を決定づけた。派手なプロダクションが主流だった時代のただ中にあって、演奏の実感と素朴な熱量を武器にした本作は、TESLAを一躍スターダムへと押し上げた、充実した一枚である。
TRACK LIST
- 1.Hang Tough
- 2.Lady Luck
- 3.Heaven's Trail (No Way Out)
- 4.Be a Man
- 5.Lazy Days, Crazy Nights
- 6.Did It for the Money
- 7.Yesterdaze Gone
- 8.Makin' Magic
- 9.Flight to Nowhere
- 10.Love Song
- 11.The Way It Is
- 12.Party's Over
- 13.Paradise