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ARTIST
Welcome to the Madhouse
LINER NOTES
LANGUAGE
『Welcome to the Madhouse』は、SHYが80年代から培ってきたメロディック・ハードの感覚を、より硬いギターと90年代的な陰影で鳴らした作品だ。トニー・ミルズの高く力強い歌が、鍵盤を含む厚いアレンジを導き、フックを重視した曲作りを支えている。時代の変化に対応した、意欲的な一枚である。
“Crazy Crazy”“It's Only Rock n Roll”“Angel”といった楽曲では、明るいサビの背後に少し重いリズムと影のある和声があり、単なる懐古には終わらない。“Parasite”“Girls Like You”のような楽曲にも、バンドの充実した演奏が息づいている。1994年に発表された本作はグランジ全盛の時代にあってメロディック・ロックの灯を守り続けた意欲作であり、“Tonight”“Somebody”“Something for the Weekend”のような楽曲にもバンドの充実した演奏が息づいている。時代の逆風の中でも、バンドは確かな個性を示している。英国メロディック・ロックの持ち味を誠実に保ちながら、時代に合わせて音の輪郭を変えている。歌の抜けの良さと、ギターや鍵盤が作る層の変化に、この時期ならではの魅力がある。円熟したバンドの表現力を示す一枚だ。
TRACK LIST
- 1.Parasite
- 2.Crazy Crazy
- 3.It's Only Rock n Roll
- 4.What Would You Daddy Do
- 5.Tonight
- 6.Girls Like You
- 7.Angel
- 8.Who Do You Think You Are
- 9.Everybody
- 10.Something for the Weekend
- 11.Don't Know Why I Love You (But I Do)
- 12.Somebody
- 13.Money (Live Version)
- 14.It's Only Rock n Roll (Live Version)