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ARTIST
Marching to Mars
LINER NOTES
LANGUAGE
『Marching to Mars』は、サミー・ヘイガーが力強いロック曲と内省的なバラードを並べ、自身の声の熱さと人間味を前面に出した作品だ。リフは太く、リズムはシンプルだが、曲には解放感と、少しの寂しさが同居している。VAN HALEN脱退後、ソロ名義で再び自由に鳴らした一枚である。
先行シングル“Little White Lie”のキャッチーな推進力を中心に、“Salvation on Sand Hill”の叙情、表題曲“Marching to Mars”のスケール感、そして“Both Sides Now”のメロディまで、収録曲は幅広い表情を持っている。大きな会場に似合う推進力を持ちながらも、歌の中心には常に個人的な感情が置かれている。
豪快さだけではない、ソロ・アーティストとしてのハガーの幅広さを、はっきりと示す作品だ。ヒットを飛ばした前向きなロック曲と、内省的な楽曲のバランスが心地よい。“Who Has the Right?”“Amnesty Is Granted”のような曲でも、太いリフと人間味あふれる歌声が結び付き、作品に一貫した深みを与えている。ヒット曲の明るさと、内省的な楽曲の落ち着きが、絶妙なバランスで同居している。長いキャリアを経てなお、自身の声と個性をまっすぐに打ち出した、充実したソロ・ロック作品と言える。
TRACK LIST
- 1.Little White Lie
- 2.Salvation On Sand Hill
- 3.Who Has The Right?
- 4.Would You Do It For Free?
- 5.Leaving The Warmth Of The Womb
- 6.Kama
- 7.On The Other Hand
- 8.Both Sides Now
- 9.The Yogi's So High (I'm Stoned)
- 10.Amnesty Is Granted
- 11.Marching To Mars