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ARTIST
Danger Zone
LINER NOTES
LANGUAGE
『Danger Zone』は、サミー・ヘイガーの高く抜ける歌声と、明快なギター・リフを前面に置いた第5作だ。曲はコンパクトにまとめられているが、バンドの演奏には十分な熱と太さがあり、キャッチーなメロディが自然に前へと出てくる。ソロ期の充実を示す、聴きやすい一枚である。
“Love or Money”の強いフック、“Heartbeat”の軽やかさ、そして表題曲“Danger Zone”の勢いには、後の大規模な成功へとつながる親しみやすさがはっきりと表れている。旅とスピードを感じさせる開放感の中に、確かなロックの押し出しを備えている点が印象的だ。
派手な演出よりも、コンパクトな曲作りと、明快なメロディで聴かせる姿勢が、本作の魅力だ。荒々しさと親しみやすさのバランスが取れ、ライヴ会場へ向かうような前向きな推進力が全編を貫いている。“Twentieth Century Man”“Bad Reputation”のような曲でも、明快なリフと高く抜ける歌声が結び付き、作品に一貫した勢いを与えている。コンパクトながらも、一曲ごとにフックがはっきりしており、聴き手を飽きさせない。ソロ・アーティストとしてのサミー・ヘイガーが、大きな飛躍を目前にした時期の、勢いのある充実作と言える。
TRACK LIST
- 1.Love Or Money
- 2.20th Century Man
- 3.Miles From Boredom
- 4.Mommy Says, Daddy Says
- 5.In The Night (Entering The Danger Zone)
- 6.The Iceman
- 7.Bad Reputation
- 8.Heartbeat
- 9.Run For Your Life
- 10.The Danger Zone