RAMMSTEIN

ベルリンで結成されたドイツのバンド、RAMMSTEIN(ラムシュタイン)のバイオグラフィとディスコグラフィ。1995年の『Herzeleid』から2022年の『Zeit』まで、スタジオ・アルバム全8作を収録曲・CD情報・ライナーノーツつきで作品ごとに掲載。METAL BOOST。

Biography

RAMMSTEIN
バイオグラフィー

RAMMSTEIN(ラムシュタイン)は、1994年にドイツ・ベルリンで結成されたバンドである。ティル・リンデマン(ヴォーカル)、リヒャルト・Z・クルスペ(ギター)、パウル・ランダース(ギター)、オリヴァー・リーデル(ベース)、クリストフ・シュナイダー(ドラム)、クリスティアン“フラーケ”ロレンツ(キーボード)の6人は、結成から今日まで一度も入れ替わっていない。日本のレーベルによれば、全世界での総売上は2,000万枚を超える。

ベルリンの6人(1994年〜)

バンドは1994年、ベルリンで結成された。メンバーの何人かは、それ以前に Feeling B と First Arsch というパンク・ロックのバンドに関わっていた。

曲の作り方は結成当時から変わっていない。ほかの5人が演奏を仕上げ、そこにリンデマンが詞を書いて歌をのせる、という順序である。歌詞はドイツ語で書かれ、それはいまも続いている。

『Herzeleid』と『Sehnsucht』(1995〜1997年)

デビュー作Herzeleidは1995年9月、モーター・ミュージックから発売された。録音はストックホルムのポーラー・スタジオとBomKrash、プロデュースはヤコブ・ヘルナー。ドイツで2位、スイスで4位に入っている。

1997年8月22日のSehnsuchtはドイツとオーストリアで1位に立ち、米ビルボード200でも45位に入った。マルタ島セント・ポールズ・ベイのテンプル・スタジオで、1996年11月から1997年7月にかけて録音された作品である。全編ドイツ語で歌われたアルバムとしては唯一、アメリカでRIAAのプラチナ認定を受けている。ここから切られたシングル「Du hast」は、のちにグラミー賞にノミネートされた。

『Mutter』とアメリカ(2001年)

2001年のMutterに伴い、バンドは北米ツアーを行った。歌詞の言語を変えないままアメリカの大きな会場を回るという、この後も続く形がここで始まっている。

『Reise, Reise』と『Rosenrot』(2004〜2005年)

Reise, Reiseは2004年9月27日にドイツのユニバーサル・ミュージックから、北米では同年11月16日にリパブリック・レコードから発売された。録音はスペイン・マラガのエル・コルティホ・スタジオで2003年11月から2004年5月にかけて行われ、プロデュースはバンドとヤコブ・ヘルナー。ドイツ、オーストリア、スイス、アイスランド、フィンランド、エストニア、メキシコの7か国で1位に立った。シングル「Mein Teil」もグラミー賞にノミネートされている。

翌2005年のRosenrotには、前作のために書かれながら収められなかった6曲が入っている。当初の題名は『Reise, Reise Volume Two』で、『Rosenrot』と発表されたのは2005年8月18日のことだった。ジャケットは砕氷船USSアトカの写真に手を加えたもので、元の写真は1960年3月13日、南極のロス棚氷にあるマクマード基地で撮られている。

10年の間隔(2009〜2019年)

2009年のLiebe ist für alle daのあと、バンドは北米ツアーを再開した。2001年以来のことである。2010年12月にはニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンでの単独公演が20分とかからず売り切れ、2011年から2012年にかけての北米ツアーの途中には、「Jimmy Kimmel Live!」でアメリカのネットワークTVに初めて出演した。

次のアルバムが出るまでには10年かかった。2019年のRammsteinは題名を持たず、アメリカで9位と自身初のトップ10に入り、14か国で1位に立っている。

『Zeit』(2022年)

2022年のZeitが現時点での最新スタジオ・アルバムである。バンドは以後もスタジアム規模のツアーを続けている。

『Live in Mexico City』(2026年)

2019年から2024年まで続いたスタジアム・ツアーの北米日程を締めくくった、2022年10月1日・2日・4日のメキシコシティ、フォロ・ソル・スタジアムでの3公演(3夜とも完売、延べ約20万人)は、2026年11月20日発売のライヴ作品Live in Mexico City(邦題『ライヴ・イン・メキシコシティ』)に収められている。

現在のメンバー

日本のレーベルの公式バイオグラフィが挙げる6人で、結成以来この顔ぶれは変わっていない。

メンバー担当
ティル・リンデマンヴォーカル
リヒャルト・Z・クルスペギター
パウル・ランダースギター
オリヴァー・リーデルベース
クリストフ・シュナイダードラム
クリスティアン“フラーケ”ロレンツキーボード

ディスコグラフィ

スタジオ・アルバム8作が、このサイトに登録されている。ライヴ盤(『Live aus Berlin』『Völkerball』『Paris』)とコンピレーション『Made in Germany』は含まない。

#アルバム発売
1Herzeleid1995
2Sehnsucht1997年8月22日
3Mutter2001年4月2日
4Reise, Reise2004年9月27日
5Rosenrot2005
6Liebe ist für alle da2009年10月16日
7Rammstein2019年5月17日
8Zeit2022年4月29日

その他の作品(ライヴ)

  • Live in Mexico City(2026年11月20日発売)——2022年10月、メキシコシティのフォロ・ソルでの3公演を収めたライヴ作品。形態は全24トラックの2CD、Blu-ray、4LP、写真集付きのデラックス盤など。日本盤はユニバーサル ミュージックの直輸入盤仕様・完全生産限定盤で、デラックス(2CD+Blu-ray、UICY-80818)と2CD(UICY-16547/8)の2形態。

日本公演

直近の来日は2005年6月3日、神奈川のクラブチッタ川崎である。この公演は公式ライヴ作品『Völkerball』(ユニバーサル、2006年11月17日)に収められた4会場のひとつで、日本盤の商品情報も「05年6月3日の日本(クラブチッタでのギグ)でのパフォーマンス」と記している。

同じ2005年の8月14日には幕張メッセのSUMMER SONIC 05に出演する予定だったが、ティル・リンデマンが右足を負傷したため中止になった。それ以前の来日は2000年のフジロック・フェスティバル、2001年の大阪・BIG CATと東京・LIQUIDROOMだが、ここで開いた資料はいずれの日付も記していないため、このサイトのLIVE欄には登録していない。

出典について

ここに記した事実は、ユニバーサル ミュージック ジャパンによるRAMMSTEINの公式バイオグラフィ、英語版Wikipediaのバンド記事と各アルバムの記事、発売日・レーベル・曲順についてはMusicBrainzのリリース情報、アルバムの同定についてはSpotifyの埋め込み情報、そして2005年の日本公演についてはタワーレコードの『Völkerball』日本盤の商品情報に拠っている。いずれも2026年9月28日に閲覧した。

Trivia

2005年6月のRAMMSTEIN公演について、会場であるクラブチッタ川崎のスタッフは、同年6月15日付の公式サイトの日誌でこう触れている。日本では消防法の規制のために欧米並みの舞台演出が難しい、と書いたそのすぐあとに、「あっ!そう言えばラムシュタイン・・・凄かった」と。火を使う演出で知られるバンドが、その規制のある国で何をしたのかを、会場の側から短く書き残した一文である。

出典: クラブチッタ川崎 公式サイト「VOICE OF STAFF」2005年6月15日

RAMMSTEINの直近の来日は2005年6月3日、神奈川のクラブチッタ川崎での公演である。この日の演奏は公式ライヴ作品『Völkerball』(ユニバーサル、2006年11月17日)に収められた4会場のひとつで、日本盤の商品情報も「05年6月3日の日本(クラブチッタでのギグ)でのパフォーマンス」と記している。

出典: タワーレコード オンライン 『Völkerball』日本盤 商品ページ

1994年にベルリンで結成されてから今日まで、RAMMSTEINは一度もメンバーが入れ替わっていない。ティル・リンデマン(ヴォーカル)、リヒャルト・Z・クルスペ(ギター)、パウル・ランダース(ギター)、オリヴァー・リーデル(ベース)、クリストフ・シュナイダー(ドラム)、クリスティアン“フラーケ”ロレンツ(キーボード)の6人である。

出典: ユニバーサル ミュージック ジャパン RAMMSTEIN バイオグラフィー

グラミー賞にノミネートされたRAMMSTEINの曲は2つある。1997年の『Sehnsucht』からの「Du hast」と、2004年の『Reise, Reise』からの「Mein Teil」である。

出典: ユニバーサル ミュージック ジャパン RAMMSTEIN バイオグラフィー

2010年12月、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで行われたRAMMSTEINの単独公演は、20分とかからずに売り切れた。

出典: ユニバーサル ミュージック ジャパン RAMMSTEIN バイオグラフィー

RAMMSTEINがアメリカのネットワークTVに初めて出演したのは「Jimmy Kimmel Live!」である。2011年から2012年にかけての北米ツアーの最中のことだった。

出典: ユニバーサル ミュージック ジャパン RAMMSTEIN バイオグラフィー

日本のレーベルの公式バイオグラフィによれば、RAMMSTEINのアルバムの全世界での総売上は2,000万枚を超える。バンドは30年以上にわたり、大がかりな舞台を組んでツアーを続けてきた。

出典: ユニバーサル ミュージック ジャパン RAMMSTEIN バイオグラフィー

2009年の『Liebe ist für alle da』のあと、RAMMSTEINは北米ツアーを再開した。まとまった北米ツアーとしては2001年以来のことである。

出典: ユニバーサル ミュージック ジャパン RAMMSTEIN バイオグラフィー

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News

RAMMSTEIN、『Live In Mexico City』から「Sonne」の公式ライヴ映像を公開 日本では11月5日と18日に上映

2022年10月のメキシコシティ・Foro Sol 3公演を収めたコンサート映画で、劇場公開は11月4日(日本は11月5日・18日)、ライヴ・アルバムは11月20日に発売。

出典: Blabbermouth(2026年10月5日)

RAMMSTEIN、ライヴ・フィルム『Live in Mexico City』を11月18日に全国21都市22館で一夜限り上映

11月4日の世界同時劇場公開に続き、日本では11月5日に東名阪でジャパン・プレミアを実施し、11月18日に全国21都市22館で一夜限りの上映を行う。

出典: 激ロック(2026年9月28日)

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RAMMSTEIN、『Live In Mexico City』から「Armee der Tristen」の公式ライヴ映像を公開

同作はメキシコシティのForo Solで行われたソールドアウト3公演を収めたもので、11月4日から世界の劇場で公開され、ライヴ・アルバムと各エディションは11月20日に発売される。劇場チケットとアルバムの先行販売は9月23日に始まった。

出典: BraveWords(2026年9月25日)

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RAMMSTEINのTill Lindemann、ライヴ盤『Live In Kraków』を9月25日に発売 「Und Die Engel Singen」の公式ライヴ映像を公開

〈Meine Welt Tour〉の一環として2025年12月1日にポーランド・クラクフのTauron Arenaで行われた公演を、ノーカット・無修正で収録。フォトブック付きファン・ボックス、5種のアナログ盤、CD+Blu-rayデジパック、DVD、Blu-ray、カセット2本組など複数の形態で発売される。

出典: BraveWords(2026年9月20日)

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RAMMSTEIN、ライヴ映像作品『Live In Mexico City』を11月4日に世界公開 日本は11月5日と18日

2022年10月1・2・4日にメキシコシティのForo Solで行われた3公演を4Kで撮影した長編コンサート・フィルム。監督はPaul Dugdale。ライヴ・アルバムは11月20日に発売される。

出典: Blabbermouth(2026年9月15日)

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TILL LINDEMANN、ライヴ盤『Live In Kraków』を9月25日に発売 「Du hast kein Herz」のライヴ映像を公開

RAMMSTEINのTill Lindemannによるソロ名義のライヴ作で、2025年12月1日にポーランド・クラクフのTauron Arenaで行われたMeine Weltツアー公演を無編集・ノーカットで収録する。

出典: BraveWords(2026年9月3日)

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Current Members / 現メンバー

公式サイトで確認した現行ラインナップです。2026-09-28時点。

Till Lindemann
ヴォーカル
Richard Z. Kruspe
ギター
Paul Landers
ギター
Oliver Riedel
ベース
Christoph Schneider
ドラム
Christian "Flake" Lorenz
キーボード

Albums

Live in Mexico City Live CD
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2022年10月、メキシコシティのフォロ・ソルで3夜続いた完売公演を収めたライヴ作品。北米スタジアム・ツアー最後の公演で、3日間に約20万人が集まった。

Zeit CD
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RAMMSTEINの8作目。2022年4月発売。ツアー延期で空いた時間から生まれた予定外のアルバム。

Rammstein CD
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RAMMSTEINの7作目。2019年5月発売。10年ぶりの作品で、ドイツではダイヤモンド認定。

Liebe ist für alle da CD
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RAMMSTEINの6作目。2009年10月16日発売。ドイツで青少年有害図書指定を受け、1曲と写真1点を削った版が翌月に出し直された。

Rosenrot CD

RAMMSTEINの5作目。2005年発売。前作のために書かれて外れた6曲を含み、ドイツ・オーストリア・フィンランドで1位。

Reise, Reise CD
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RAMMSTEINの4作目。2004年9月27日発売。ドイツ、オーストリア、スイスなど7か国で1位に立った。

Mutter CD
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RAMMSTEINの3作目。2001年4月2日発売。ジャケットは死んだ胎児の写真で、シングルは6枚と彼らの作品で最も多い。

Sehnsucht CD
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RAMMSTEINの2作目。1997年8月22日発売。ドイツとオーストリアで1位。全編ドイツ語のアルバムとして唯一、米国でプラチナ認定を受けた。

Herzeleid CD

RAMMSTEINの1作目。1995年9月発売。結成から一度も変わっていない6人が、モーター・ミュージックから世に出たデビュー作。