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ARTIST
Evil Empire
LINER NOTES
LANGUAGE
『Evil Empire』は、RAGE AGAINST THE MACHINEがファンク由来のリズム、ラップの切れ味、トム・モレロの異様なギター音をさらに密接に結び付けた1996年4月16日発表の第2作だ。デビュー作から4年、解散の噂まで流れた難産の末に届けられ、全米アルバム・チャートで初登場1位を獲得した。各パートは派手に重なりながらも、リズムの芯は驚くほどタイトである。
冒頭の“People of the Sun”はメキシコのサパティスタ蜂起を、続く“Bulls on Parade”は軍事費への怒りを叩きつける。“Tire Me”はグラミーを受賞した。終曲“Year of tha Boomerang”は1995年に映画『ハイヤー・ラーニング』へ提供済みの曲を改めて収めたものだ。怒りを単なるポーズにせず、演奏そのものの緊張に変える力がある。ベースのティム・コマーフォードとドラムのブラッド・ウィルクが刻む土台は、ファンクの跳ねを保ちながら一切緩まない。モレロはワウとキル・スイッチ、ピックアップの切り替えだけで、ターンテーブルにしか聞こえない音を出してみせる。言葉と音が同じ速度で突進する、90年代オルタナティヴ・ロックの強力な到達点だ。
TRACK LIST
- 1.People of the Sun
- 2.Bulls on Parade
- 3.Vietnow
- 4.Revolver
- 5.Snakecharmer
- 6.Tire Me
- 7.Down Rodeo
- 8.Without a Face
- 9.Wind Below
- 10.Roll Right
- 11.Year of tha Boomerang